すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2017年7月のブログ記事

  • 梅の実を日向に置いて明けを待つ

     今日現在、気象庁は東北の「梅雨明け」を発表していない。「入り」が一週間以上遅かったので、明けもそうか。明日から8月だよ。以前のように「宣言」してくれると気分もハレバレだが、そもそも「宣言」は正式ではないから仕方なし。しかし人間の心理とはかくも言葉に左右されやすく、湿っぽく7月が終わる。  一番動... 続きをみる

  • 祝「羽後麦酒」誕生

     二ヶ月ほど前、ビールのことを少し書いた。  その頃、「羽後麦酒」の動きも知ったように思う。    羽後町にビール醸造所が出来るなんて…こんな時代になることは、正直想像していなかったなあ。  やはり「失われなかった十年」…その頃の規制緩和による小規模醸造認可の動きは、こ... 続きをみる

  • 最果からのキニナルキ

     いつ頃だったろう、この詩人の存在が気になったのは。まず名前がいい。「最果タヒ」。どこか人を寄せ付けないような響きがある。妙にフレンドリーな雰囲気を漂わせる輩とは違う。この30も年下の詩人の言葉を拾ってみた。…と言いながら、まだきちんと単行本を読んでいないので、近々詩集を買おうと思っ... 続きをみる

  • F先生を見送る

     よき先輩であったF先生の訃報が新聞に載った。  ご病気であったことは昨年末に知ったが、これほど早くに逝かれるとは本当に残念である。  校長になった年に、地域の郡市校長会から大役を仰せつかった。  校長会長が退職するので、送別会で会員を代表して送る言葉を話せという。  会長とは、F先生である。  ... 続きをみる

  • 「すいか泥棒」無き時代に

     用事があって車で出かけFMを聴いていたら、今日が「すいかの日」らしくそんな話題になっていた。  そこで流された曲が、なっなんと  「レッツ すいかどろぼう」(by Crystal Key)  「なんて歌だ!」と思わず小峠のように言ってしまいたくなるが、ユーモラスを越えて、なるほどと納得したくなる... 続きをみる

  • 一日一鰻はできないが…

     昨日は、土用丑の日。  商戦に身を任せてやはりうなぎを食したいとお願いした。  さて、世の中にはうなぎ好きが結構多いようである。  主人公がうなぎをおいしく食べ続けるだけ、ただそれだけの漫画コミックがあるのをご存じだろうか。  『う』(ラズヴェル細木  講談社)がそれである。  全部で4巻ある。... 続きをみる

  • 独り視聴者委員会~土用篇

     「独り視聴者委員会」もGW以来。それだけTV番組がぱっとしなかったということか。ともあれ?大相撲名古屋場所のことは触れねばなるまい。白鵬の偉大な業績に絡んで、繰り返し強調されたのは、「彼ほど基礎練習に時間をかける力士はいない」ということだ。この事実は、全てのアスリートが噛み締めるべきだ。  若手... 続きをみる

  • 味わい堪能した一冊

     小説を味わうことは料理に似ていると言えるかもしれない。特に短編集だと、お任せコースに近い感じがする。そのどれもが美味しいことはめったにないが、この一冊はどれも唸るほどだった。白い西洋皿もあれば、カジュアルな模様の器もあれば、ぴりっとした小鉢もある。読みながら酒は飲まなかったが堪能できた。 201... 続きをみる

  • 心の見せ方はいつも

     最近、視察や撮影等で「こども園」を訪れる機会が数回あった。また研修の場にお呼びがかかったこともあり、書店で久しぶりに教育書コーナーに立ち寄ってみた。時々手にしていた雑誌『児童心理』を懐かしく思い、ページをめくる。特集は「ほめ方上手・叱り方上手」…何年かごとに必ず登場する、永遠の課題... 続きをみる

  • 子どもの変貌を目にしたとき

     とある研修会に呼ばれ、少し話をしなければならなくなった。  参加対象者がどうあれ、結局のところ自分の経験でしか語れないので、おのずと拙い教職生活を振り返ることになった。  「子どもの見方」という点で、考えさせられた出来事、忘れられないポイントがいくつかあるが、この二つは特に印象深い。  S小学校... 続きをみる

  • 罪は明るく祓いませう

     『罪と罰』という世界に名高い大作があるからか、なんとなく「罪」の対語は「罰」のように思いがちだ。しかし少し考えると違うことがわかる。「罪」の対義語は「功」、「罰」は「賞」がふさわしい。「功罪」「賞罰」という熟語もあるし、妥当なところだろう。あるコラムで「罪」の対比として面白い解釈に出会った。 V... 続きをみる

  • 教えに反して夏バテ対策

     日野原重明先生の訃報に接して、いろいろ思うことを書き散らしたが、健康面の振り返りとすれば「一日1300キロカロリーに抑えよ」というのは、なかなか守れそうにない。    今月にはいってからの暑さ対策の基本は、やはり食べること。  カロリーなど気にせずに、なんか「辛さ」を求めて疾走(笑)した感じだ。... 続きをみる

  • 楽譜通りの見事な終章

     この人はいつまでも死なないんじゃないかと思わされる方が、自分にもいた。  けれど、残念なことにこの春の満開の桜に見送られて逝ってしまった。  昨日亡くなられた日野原重明先生もテレビやその著書でしか存知ないが、なんとなくそんなことを思ったりしたことがあった。  『ほぼ日』でずいぶん前にインタビュー... 続きをみる

  • 海洋国の気配

     「海」という漢字のつくり「毎」は、「晦(くらい)」や「悔(くいる)」に使われている。この字は『字源』に「多くの髪飾りをつけた女の姿で、頭上が鬱陶しいような状態をいう」と記されている。それに続けて「『うみ』の意味に用いる」とされる。つまり、「海」に対して明るいイメージの様子は想定していないのだ。 ... 続きをみる

  • 「ひとりで戦う者」の価値

     「ひとりで戦った経験は?」と訊かれたら、20代から30代にかけてのいくつかの事が思い出される。しかしどれも「若気の至り」という言葉で済まされそうな、しかも単発的な印象に留まってしまう。ただ、その時抱えていた問題意識は、まだどこかで燻っている気もする。「目的は何だ」といつも繰り返していた。 201... 続きをみる

  • ツワモノの言葉遣い

     「男は度胸、女は愛敬」…なんと広辞苑には「男女それぞれに必要とされる特性を対句的に言ったことば」と記されている。  昔の映画じゃないんだから、「以前は」などと付けた方が良いのではないかと思わずツッコミたくなる。  めったに「度胸」と使わなくなった最近、ある雑誌で久しぶりに目にしたの... 続きをみる

  • 浴衣の君の夏来る

     浴衣と言えば、「♪浴衣の君はすすきのかんざし♪」とかの名曲が思い出される。(ところで、すすきをかんざしにするのは難しいだろ)。私も含めよく聴いた世代は、どの程度浴衣に親しんでいるのだろうか。旅館に泊まったときぐらいだろうか。日常的に着こなしてもおかしくない齢だが、そんな暮らしは想像できない。 (... 続きをみる

  • 時は罠を仕掛ける

     このアンソロジーに付けられた素敵な書名…「時の罠」。時の経過によって明らかにされる出来事の意味や真実といったイメージが湧く。人気作家四者それぞれの持ち味を生かした個性的な短編が並んでいる。「罠」の意味は「紐を輪状にしたもの」。もしかしたら「時の流れは残酷」などと、同様に使えるかもし... 続きをみる

  • TV観てナンダアァと呟く

     人気バラエティ「ケンミンショー」で、山形県民熱愛と称して「納豆」が取り上げられたことにナンダアァと呟く。納豆の発祥地である秋田を差し置いてと思う県民感情そのままだが、実際、山形が消費量のトップなわけでもなく、バラエティ豊かとも言えない。思うに出演県民のキャラクターか。あき竹城、渡辺えり。  具体... 続きをみる

  • 本選び失敗も一興

     書名や著者が気になって、軽く手に取ってしまうことがある。この頃は新書が多いなあ。  当然ながら、読み始めて正直「つまらない」と思ったり、なかなか文章が頭に入ってこなかったりする本があるわけで、今回は偶然か2冊続いてしまった。  まあ、記録として残しておくということで。 2017読了73  『ぼく... 続きをみる

  • ドクダミのような言い草

     「ドクダミ」は字面だけだと「ドク」(毒)の方が強調される感じがして、いいイメージは持たれない気がする。  しかし語源からいうと「毒を矯める(正しく直す)、毒を止める」から来ている正義の味方なんだと改めて思う。  言葉そのものが、悪や正義ではないけれど、いろんな時に「力」にはなるのだと&helli... 続きをみる

  • 満月カステラへの細道

     幼い頃カステラはごちそうだった。もちろんカステラに限らず、特別な日の食べ物はあったが、カステラはシンプルな形や色なのに美味しい。飾りつけたお菓子とは違うところが特別だった気がする。しかし少しずつ食生活が豊かになり、自分の舌も結構肥えたような気になって、少しずつ関心がなくなっていった。  カステラ... 続きをみる

  • 状況依存する強さ

     「自分は死んでも困らない」…先日の講演会ではそう語られた。自分が死んで困るのは周囲の人であり、自分ではない。養老先生の本は、新書を中心に何冊か読んでいるが、半分も理解できないなと思うことがしばしばだ。しかし時々どきっとするような、今まで考えてもみなかった知見に遭遇する。この本もそう... 続きをみる

  • 雨にうな垂れ沙羅の花

     あれは2009年の7月下旬。夏休みに入ってすぐに休暇をもらい、家人とともに5泊6日の九州旅行へ向かった。仙台空港から福岡空港への直行便を利用しお昼頃に着く。レンタカーを借りて、最初に向かったのは太宰府天満宮。熱く強い陽射しから急に薄暗く曇りだし、突然のにわか雨に見舞われたことを覚えている。  そ... 続きをみる

  • 冷たい麺の季節です

     蒸し暑くなってきて、麦酒とともに冷たい麺が美味しい季節になってきた。  久々に麺食い野郎として投稿してみる。  昼食をかなりの頻度で麺類にしている者にすれば  夏は「そーめん、(冷)そば、冷やし中華、冷麺」あたりが定番で  その繰り返しの週もあったりするのだが、  この頃は売っている商品でも結構... 続きをみる

  • もう一度注意深く

     ネットの怖さは、質や量がもはや無限大になっていることだ。  誰しも自分に都合のいいように利用しているつもりだが、その実、利用されているなあと思う瞬間を感じている人も少なくないだろう。  さらに利用の仕方や思考方法まで、知らず知らずのうちに操作、誘導されている現実も見えてくる。 Volume58 ... 続きをみる

  • 付加価値も突き詰めれば

     日本って国はなんていい所だ、本当に至れり尽くせりだよな、と南独旅行の最初にそう繰り返し思った。しかし二日も経つと、慣れたわけではないが、なんだか様々な不備にも対応していくようになった。広大な景色や伝統を重んじる空気感などもちょっぴり体に馴染む気もする。この復習本でその訳が少しわかった。 2017... 続きをみる

  • 「負けました」の姿

     将棋の藤井聡太四段公式戦連勝の報道は、ちょっとエスカレート気味ではないか、注目され過ぎて少しかわいそう…そんないわば俗な感想しか抱けなかった。しかし連勝ストップの場面やニュースに接して、改めて凄いことなんだなと(これまた俗な言い草だ)と思ってしまった。何より「負ける姿」がいいなあと... 続きをみる

  • 笑い・お笑い・アマくない

     県内外に名高い!「人星亭一門」の演芸発表大会を初めて聴く。FB上での情報も知っていたし、知り合いの方も演ずるというので楽しみだった。ローカル色を出しながら、各々に専門分野の持ち味を発揮していた。自分にはパフォーマンス才能はないが、つい考えてしまう「笑い研究」熱は結構高いと改めて思った。  一門の... 続きをみる

  • クマも梅雨に打たれているか

     最近あてにならない「梅雨入り宣言」は、今年も確かにその通りのようで、ここ数日はからっとした晴天が続いた。昨日の午後から降り出し、ようやく来たかとなぜか少しほっとする気持ちになったりもする。数日前の夜、自宅周りでも蛍が数匹行き交っていた。短い季節にわずかな光を放っている生物たちが眩しい。 (食べら... 続きをみる