ヒト・人の非力を想う読書
Re71『確かなリスの不確かさ』(ドリアン助川 集英社)は、講演と朗読の会があると知り、事前に読んでおきたいと買い求めた。「動物哲学物語」と題され、21のストーリーが入っている。動物の生態と哲学を絡ませてつまるところ人間を描く。会で朗読された「絶滅危惧種」はアホウドリの話だが、その種とは、実は&... 続きをみる
今、頬に感じる風を楽しめれば…
Re71『確かなリスの不確かさ』(ドリアン助川 集英社)は、講演と朗読の会があると知り、事前に読んでおきたいと買い求めた。「動物哲学物語」と題され、21のストーリーが入っている。動物の生態と哲学を絡ませてつまるところ人間を描く。会で朗読された「絶滅危惧種」はアホウドリの話だが、その種とは、実は&... 続きをみる
「話題」とは、「全国最年少市長誕生」ということ。むろん、といって半月も経ずに何かが変わるわけはない。街を見れば、以前感じた「ここも隣市と同じシャッター通りが続くなあ」という表現はそのまま当てはまる。ただ市民が託したい何かが、その場所の空気を少し揺るがすかなと、かなり文学的な想いは浮かんだ。 と... 続きをみる
SNSやブログなどを通じその動静などを知る実践者や研究者が、今でも数人いる。発信する中には本の紹介もあり、選書の参考にしている。今回、たまたま自己啓発系?の2冊があり読んでみた。お薦め本にはやはり読み手の個性が出る、という当たりまえのことに気づく。生き方や学び方の確認は読書の大事な要素だ。 R... 続きをみる
先月から結構な時間をかけて、風呂場読書をした一冊Re67『大事なものは見えにくい』(鷲田清一 角川ソフィア文庫)。新聞などに掲載したエッセイがまとめられている。ページの角を折る箇所が多かった。今、取り掛かっている書き物にも引用したい部分がいくつかある。10年以上前の本だが古さを感じさせない。 ... 続きをみる
「怖い」絵本をテーマに考えてのこども園読み聞かせ選書だったが、結局それなりになってしまった。子どもの怖がる対象は様々だろうし、まして個々の心もそれぞれだから…と諦めて、評判の高い本や名作を中心に選んでみた。切りだしは、以前語って面白かった仕掛け絵本。やはりこうした動きがあるのはウケ... 続きをみる
去年も暑い8月だったが、今年はとうとうエアコンをつけずに寝る日が一日もなかった。データはわからないが、蒸し暑さがずっと続いた感じがする。それでも生き物は正直なのか、盆踊りの終わる日を待ち構えていたように秋の虫が鳴きだしていた。気象に関する状況がどうであっても、ここで生きるというように。 パリ五... 続きをみる