すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2023年1月のブログ記事

  • リンゴ売りの真似ができない

     日曜日の朝刊一面コラム欄は、井上陽水の「氷の世界」というアルバムのことから書き出されていた。連日の寒波と重ね合わせ、温かい食べ物の話題を絡めていた。さて、日本初のミリオンセラーを記録したこの一枚。当時高校生だった自分も買った、印象深いジャケットのこのLPは、何度も何度も繰り返し聴いた。全ての曲を... 続きをみる

  • 参冊参校参稽(三)

     積雪が例年並みとなり、寒さは厳しい。毎年のことと言えば…それまでだが。 『教科書名短編 人間の情景』(司馬遼太郎、他  中公文庫)  「中学校の国語教科書に掲載された文学作品のなかから、歴史・時代小説を中心に人間の生き様を描いた作品」が編集されている。司馬を初めに9名が執筆し、ほと... 続きをみる

  • 「RUN」が沁みてくる

     今月最後のこども園読み聞かせは、山間部の園だったので峠道を上った。今日は比較的状態がよいが、今週はずいぶん冷えたし、いくらか緊張感を持って運転することになった。教員時代とはずいぶん違う。なんといっても勤務した期間が長い。数えてみたら5つあった小学校の4つに務め全部で19年。うち3年は教員住宅に泊... 続きをみる

  • 四つの原則から母を想う

     昨日は母の命日。ここ数年は兄夫婦と一緒に慎ましやかに偲んでいたが、体調を崩した孫がおりそちら優先ということで神前に手を合わせる形に留めた。もう七年が過ぎた。亡母にとって4人しかいない孫は全員母親となった。「祖母ちゃんはなあ…」と語ってやることも大事な相続だと、かの本を読みそう思って... 続きをみる

  • 参冊参校参稽(二)

     今年は「参冊参校参稽」と名づけて、三冊ずつ軽読書メモをアップしてみようと思う。「参校」も「参稽」もあまり見かけない語だが、つまりは「参考」ということである。まあ、これもどこまで続くものか。気まぐれはいつものことだから。 『こころの相続』(五木寛之  SB新書)  物質の相続ではなく精神の相続につ... 続きをみる

  • おいつかないこの頃

     ニュースに取り上げられるのは当然だと思うが、電気料金の値上げには恐れ入った。確かに予告はされていた。しかしどうにも複雑な説明だったし、これほど上昇するとは。ネット上の議論も多種多様だ。「そもそも恵まれすぎ」「原発の再起動しか」「機器買い替え」。どこを起点に考えるべきか。現実に追いつかない。  あ... 続きをみる

  • 影を見失わず生きる

     こども園の読み聞かせで使った『うさぎをつくろう』という絵本。以前にメモは残しておいた。表紙の折込部には、谷川俊太郎の600字ばかり文章が載っている。レオ・レオニのシリーズはほとんどあるようだ。今回のタイトルは「影の意味」。二匹のうさぎが影を持ち、「ほんものだ!」と叫んで終わる展開だ。  さすが稀... 続きをみる

  • 鏡開きから日記参戦

    1月10日(火)  昨日は祝日で開館したので今日は閉館日。しかし、こども園の読み聞かせは曜日の原則も決めてあるので計画通りに向かう。今年初の読み聞かせは「うさぎになったゆめがみたいの」だった。雪は少ないし、お天気もよく気持ちいい。午後からは休養。日曜から始まった大相撲初場所は横綱休場で戦国時代とい... 続きをみる

  • 「虚構」を参照せよ

     文藝春秋古本(2011.8)の特集が面白い。1990年前後の講演記録で、松本清張から司馬遼太郎まで大物がずらりと10人並んでいる。なかでも、作家藤本義一の話が心に入って来た。藤本は「日常の言葉というのは、三種類あるんですよ。それは事実の言葉と嘘の言葉そして虚構の言葉、この三つです」と語っている。... 続きをみる

  • 面倒くささを参考にする

     雑誌リサイクルコーナーに残った『文藝春秋』を数冊持ち帰った。まず開いたのは2011年4月特別号。発売は、あの3.11の前だった。この号の特集として「これが私たちの望んだ日本なのか」という企画がある。各界から125名が原稿を寄せている。政権交代から一年半が過ぎ、進まない改革に様々な考えが示された。... 続きをみる

  • はじめの参冊として

     年初め、スローリーディングだ。  『復路の哲学』(平川克美  夜間飛行)  2017年に買い求めた時に読み、一昨年に再読し、また書棚から取り出して読むことになった。今が「復路」であるとずっと意識してきたつもりだが、やはり自覚いや諦念というべきか、希薄な気がする。後は、その責任をとるしかないのだ。... 続きをみる

  • 三つ目を探して暮らす

     家族揃っての書初め。今年は少し遅れ七草の日となった。1年に一度イベント的に続けて写真も撮っている。十分に思案する時間はあったが、逆に余裕があり過ぎたためか、候補が浮かばなかった。硯で墨を擦りながら思いついたのが「参」。  珍しくはないが、自分自身のキーナンバーにしているのは「3」。行動や思考のた... 続きをみる

  • 自立も依存も現実だ

     今年の正月は…と書き出せば、まずは穏やかな天候に安堵の気持ちが湧く。全国的にみると大雪のところもあったようだが、我が横手盆地の方々にとっては過ごしやすかったろう。ちなみに昨年はごく普通に降ったし、一昨年はもう雪下ろしで「ヘロヘロ」と記していた。積雪172㎝とある。このままで&hel... 続きをみる

  • そのバランスってイツモ?

     依頼されている短い原稿を書き始めようとネタ探しをして、去年1月に書いていた読書メモを読んだ。『親子のための地震イツモノート』という防災関連本である。次の文章を引用していた。「地震が起こる可能性は、モシモではなくイツモ。イツモしていることが、モシモのときに役立つ」うん何事にも当てはまる。  「いつ... 続きをみる

  • 考えて、姿を立ち上げる

     元日のブログ更新をずっと続けていることに、我が事ながら少々驚いた。最近は「紅白」ネタが多く、しかも途中で寝て、翌朝に続きを見る老人的?な視聴をしているのに、勝手に評価めいたことを書き連ねている。結局「好き」なんだね。この手のことが…。いろいろ言われても大晦日の夜は、まだ紅白が風物詩... 続きをみる