印象づけられる存在感
「本物を観よう」がここ10年くらいの心掛けの一つ。一昨日秋田市に養老孟司・畑正憲の二大巨頭!が来るというので、のこのこと出かけた。どちらも80代ではあるが、まだ現役感はある。会場はかのお城近くのホテル大広間。400人を超す聴衆が詰めかけた。平日なのでさすがに年齢層は高い。向学心のある?方々か。 ... 続きをみる
今、頬に感じる風を楽しめれば…
「本物を観よう」がここ10年くらいの心掛けの一つ。一昨日秋田市に養老孟司・畑正憲の二大巨頭!が来るというので、のこのこと出かけた。どちらも80代ではあるが、まだ現役感はある。会場はかのお城近くのホテル大広間。400人を超す聴衆が詰めかけた。平日なのでさすがに年齢層は高い。向学心のある?方々か。 ... 続きをみる
結局自分の一番の関心事は「人」だなと思う。だから、非日常ともいうべき旅でのウォッチングはとても楽しい。今回も出発時機内のやたらとフレンドリー(反面ずぼら)なCAに始まり、観光地で見かける人々の様子、さらにはツアーに参加した方々など観察対象がたくさんあり、実に興味深い日々を過ごした。 (リューデス... 続きをみる
旅は「生きる力」を測る。「生きる力」とは、内田樹説?によれば「どこでも眠れる」「何でも食べれる」「誰とでも仲良くなれる」の三要素だという。それに照らし合わせれば、自分の力は7割には届かなくともソコソコあるのでは…と自惚れていたが、ちょっと挫かれた旅となった。特に「睡眠」はハードルが... 続きをみる
30人を超えた団体、まして年配者が多いとなると、ツアー添乗員が一番口にするのは「お手洗い」のことだろう。事あるたびに毎回見学地でのトイレの場所についての情報を流し、次地までの乗車時間の目安を繰り返す。参加者は「念のため」と思って行動する。それにしてもこの点日本ほど整備された国はないだろう。 (某... 続きをみる
「たべびと」を自称する者としては、食に関して素通りはできない。が、実際のところあまり期待はしていなかった。事前読書によってドイツの食事の質素さを知っていたからだ。とは言っても「ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー」フリーク(古っ)としてはBEERへの熱情を抱いた渡欧である。その点は心掛けた(笑)... 続きをみる
羽田を発ち、降り立った地はフランクフルト。現地時刻はもう夜7時でそのまま宿泊ホテルへ向かった。バスの窓から見える景色は高層ビルが多かったが、実に質素な感じを受けた。建物そのもののシンプルさに加え、我が国によく見られる広告看板等がまったく見られない。そっけなさも感じつつ、一種清々しい。 (ライン川... 続きをみる
窓から見える風景がどんなふうに目に映るかは、その時の心持ちによっても違うものだが、知識や情報の量によっても左右されることが多い。先週末から昨日まで南ドイツへ旅をした。初めて尽くしが多かったので頭の整理に時間がかかりそうだ。まずは旅行前の仕入れ読書、そして旅の合間にめくったページを振り返る。 (... 続きをみる
堅苦しく言えば「発達段階に応じた効果的な指導法」ということを、若い頃からずっと考えていた。 発達学や心理の研修は興味深かった。 手を伸ばせないままだったが、幼児教育の重要性はますます高まっていると感じている。 Volume57 「ひとつのことを習得するにはどのくらいの努力をしなければ身につ... 続きをみる
作家平野啓一郎の書いた「私とは何か~個人から分人へ」という考えに関心を持った時期がある。 それを、いわば「私」の横軸的な考えととらえると、縦軸的な考えもあるかなと思った。 縦軸は個人で完結しない考えになり、それは大きく生き方に関わってくるだろう。 Volume56 「子供は『私』なのだと僕... 続きをみる
中高生の自殺に絡んで「いじめ」の問題がピックアップされるときに、よく「識者の声」などが載る時がある。 その一文が悩んでいる誰かの心に届けばいいなあと思う。 しかしまた、分析や責任追及に終始して何のための文章かと感じたりすることも多い。 それは掲載媒体の依頼には応えているかもしれないが、きっ... 続きをみる
最終号を何度も読み直している…季刊誌『考える人』が誌面と定価を刷新したのが去年の春。一年が経過し結果的に休刊となった。実売数や定期購読者数も増えたが、やはり雑誌の維持というのは難しいだろう。Web版は継続しているがあまり訪問していない。紙印刷への愛着が捨てきれない、未練のピックアッ... 続きをみる
いつの間にか、「青い花」が増えているような気がする。 そもそも自分が気づいていなかっただけで、以前からあったのだと言われれば、そうなのかなあと思うしかない、非常に感覚的なことなのだが… 紫系の色も含めて、昔はこんなにあったのだろうか。ラベンダーなどのブーム?もあったかもしれない... 続きをみる
国道107号線を車で走っていたら、道沿いに咲く藤の花はもう終わり、アカシアの花がずいぶんと目立つようになった。 先夜『酒場放浪記』を見ていたら「アカシアの天ぷら」が出されていたなあ、などと口にしたら、連れ合いが恩師であるO先生からもその食べ方を教えていただいたことがあるという。 それじゃあと... 続きをみる
小説を読んでいて思わず惹きこまれることは珍しくないけれど、読んでいくうちに自分の心がなんだかある色に染まっていくように意識しまうことがある。もちろん、読む中身で決まるわけだが、意外と本の表紙色に左右されることもあるのかもしれない。そう考えると、最近読んだこの2冊は典型的なのかもしれない。 201... 続きをみる
「小町まつり」には縁がなく、今まで一度も行ったことがなかった。 しかし、今年のパンフに載ったわらび座ミュージカル「小野小町」のキャストに目が留まった。 見覚えのある懐かしい名前があり、これは観に行かなければと足を運んだ。 雨は降らなかったが、やや肌寒い感じのするお天気。 12時ちょうどか... 続きをみる
4月中旬に放送され録画してあった「クローズアップ現代」を今頃になって観た。内容は坂本龍一へのインタビュー。 この音楽界の巨人が今、何を考え、どう作っているかが垣間見られた。 取り上げた言葉の意味の深さを想う。 Volume53 「一つのテンポにみなが合わせるのでなく、それぞれの音/パートが... 続きをみる
地元紙の「月曜論壇」というコーナーで、今週は小松守大森山動物園長が「子どもの成長と動物体験」と題して書かれていた。誰しも総論では有益だと言うだろうが、現実は小松園長も書くように、現状は「衛生観念の変化などもあってか学校からも飼育動物が消え、動物体験を通じた教育機能が貧弱になりつつある」 生活科... 続きをみる
誰に言われたのか、どんな場面での話だったか、まったく覚えていないが、その言葉だけははっきり耳に残っている。 「雑草という名前の植物はない」 確かに総称としてごく普通に使っているが、個々の植物にとっては甚だ失礼なこと(のようである)。 かと言って、積極的に一つ一つ覚えようとするほどの興味もな... 続きをみる
「〇〇ファースト」というコピーは、確かに上手い。しかし広まるにつれ、徐々に手垢や装飾が気になって仕方ない。乱発されると「〇〇ファースト」とは、結局立場を換えた「自分ファースト」に過ぎないのでは…と勘繰りたくなる。久しぶりに読んだ『ちくま』(5月号)が面白かったので、小見出しにつけて... 続きをみる
「注文をまちがえる料理店」…その奇妙な店名に少し驚いて、ネットニュースを開いたら、その中身に深く感心してしまった。 →https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20170604-00071670/ この中にあった実行委... 続きをみる
久しぶりに買った雑誌BRUTUS、何故かひと月ほど書棚で寝かせたままだった。特集は「お金の、答え。」。なんとなくBRUTUSのイメージとは違うような気もしたが、読んでみるとそこはやはりBRUTUS流?の味付けがなされている。「はじめてのお金の授業。」と題されたページは10時限と補講、放課後があっ... 続きをみる
2年ぶりの宿泊ドッグ。この期間ほど読書に没頭できる時間はない。テレビやネットも最低限にして、待合室の椅子や個室のベッドで活字を追う。硬軟混ぜて持ち込んだが、やはりこういう時は小説がいいようだ。内視鏡を入れられても「あの展開は…」と気を紛らわすのに役立つ。ただし、医療ミステリは&ti... 続きをみる