すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2015年7月のブログ記事

  • 文月、文を見て、文を書く

     7月最初の週は、照井孝司先生をお招きして今年度最初のセミナーを実施できた。今、定められた教委訪問や学力向上に直結した研修しか持てないなかで、なんとか設定できたのは貴重だと思うし、職員の協力も頭が下がる。短い感想を集約しつつ、校内報にまとめたことも収穫。いつか紐解いてくれる日を願っている。  休日... 続きをみる

  • 読み過ごさず調べ、使う

     とある雑誌の複数の記事を読んでいて、正確に意味がわからなかった五つの言葉。  読み過ごさず、調べてみた。  いずれも広辞苑より。  「落魄(らくはく)」  おちぶれること。零落。  「兵站(へいたん)」  作戦軍のために、後方にあって車両・軍需品の前送、補給・修理、後方連絡線の確保などに任ずる機... 続きをみる

  • また昭和を引きずって

     夏休みが始まり、保護者面談が設定された。原則として4日間という設定だったが、今年はいつも行っている前半に4日連続で取ることがなかなかできない状況だった。それで仕方なく、休みの後半に2日廻す形となった。出張業務が本当に多く、今までなんとか出来ていたことも難しくなっている。危機感を抱く。  本来なら... 続きをみる

  • 高質な田舎へのアプローチ

     「んだ。んだ。秋田」を考えていたら、県発行のフリーマガジン『のんびり』のタイトルそのままを、キャッチコピーにしたらどうかと思った。「のんびり」気質そのものは、スピード化の世の中では否定されそうだ。しかしもう一つの意味「ノンびり」という「順位気にせず精神」こそ、我々が持つべきではないか。学力にしろ... 続きをみる

  • 「んだ。んだ。秋田」に首傾げ

     先週、県が発表した観光キャッチコピーが、どうも気にかかる…「んだ。んだ。秋田」。コピー全てを同列には見られないかもしれないが、少し発表頻度が高いのではないだろうか。ついこの前「あんべいいな」とか「あきたびじょん」と言い出したばかりのような印象がある。そんなことをつらつら思い、ネット... 続きをみる

  • 重箱の隅~記事スクラップ

     新聞はめったに切り抜かないのだが、今回の整理で5つ出てきた。一つ目はたぶん教育新聞だろう。日付ははっきりしないが「心に残る講話術」というシリーズで「お釈迦様と掃除の意味」と題名がある。日本の子どもに掃除の意味を語るには、やはりこうした「教えの話」が効果的と思ったか。まだ話していない。  2009... 続きをみる

  • 重箱の隅~短歌のメモ

     小さいメモ帳が出てきた。おっこれは…とすぐに思い出せる。山あいの小さな学校に新任校長として赴任して、朝の街頭指導ということで県道前に3年間立ち続けた。現在も同じことをしているが、人数が五分の一ほどだったのでかなり余裕のある(待ち時間が長いという意味で)ひと時だった。そこでメモ帳を片... 続きをみる

  • 重箱の隅~好きな俳句

     気まぐれとしか言いようがなく、しょうもないと笑うしかないノートが一冊見つかった。いいなあと思った(だろう)俳句を筆ペンで書き写している。そういえば、前世紀の頃にほんのちょっと続けて句作めいたことを、以前作っていたホームページに載せたことがあった。視写が一番と考えたのだろうか、その意欲はよしだが現... 続きをみる

  • テクニックを導く思考

     佐藤優はベストセラー作家であることは知っているが、単行本に手を出したことはない。ただ多くの雑誌で文章、対談などは目にしていて、さすがの切れ者という印象がある。時間術を特集した月刊誌に「佐藤優の手帳テクニック全公開」が載っていて興味深く読んだ。これは「テクニック」を導く思考の問題だった。  「情報... 続きをみる

  • いつまでも夢を問う

     かつて受け持った子たちに招かれて小宴を共にした。担任したのはもう20年以上前のことになる。初めての1年生、そして翌年は初めての複式学級、さらに組む学年を替えての複式と三年間持ち上がった。結果的に最後の学級担任となり、思い入れもあった。それにしても低学年時のことは記憶にあるものなのか。  役立つか... 続きをみる

  • 万事笑い事で済ます

     【2015読了】66冊目 ★  『笑いは心と脳の処方せん』(昇 幹夫  リヨン社)    つくづく「笑顔」とは武器だと思う。仕事上、多くの子どもや保護者に接するが、笑顔があるだけでそこがぱっと明るく感じたりすることは、たくさんの人が語る通りである。それは授業や会議等でも同じ。笑顔の頻度が、その時... 続きをみる

  • 伺う・窺う・整える・調える

     毎学期の大事なお仕事(笑)である通知表点検をして、今回二つの言葉が気になった。一つは「うかがう」。この動詞を使う人は結構文章が達者なのかもしれないなあ。「~~から~~なことがうかがえます」といった表現をとる。実は複数の人がここに「伺う」という漢字を使っていて、あれっと思ってしまった。  「伺う」... 続きをみる

  • 回転独楽のような見え方

     【2015読了】65冊目 ★★  『ジャイロスコープ』(伊坂幸太郎  新潮文庫)  後書きがわりのインタビューに答えて、著者はこう語る。「長編は自分が一番やりたいこと、(略)基本的には自分のために書くだけで。短編はそれに比べると、依頼されたから頑張って書く(笑)、という感じで。」人気小説家の多く... 続きをみる

  • 暑い一週間だった

     月曜日。ぐんぐんと気温が上昇した一日。朝、オランダからの体験入学生を迎える。お母さんへ学校の説明などをする。書写展入賞者、土日のスポ少大会のことを記事にして学校報を書き出す。昼休み、猛暑の中だったが休み時間の避難訓練。来週の統合会議の資料に取りかかる。とにかく熱い。記録的な日だった。  火曜日。... 続きをみる

  • 「読むこと」の指導で何が大切か

     以前のデータを見ていたら目についた。  何かの助言のメモなのだろうか。  ピンチヒッターとして載せておく。  「読むこと」の指導で何が大切か 1 多く読む   ○なぜか…字を読むことの主体性が衰えてきているのではないか   ○学級担任、教科担任としてどれだけ時間的な保障ができるか ... 続きをみる

  • クール・ジャパンは「世間」から

     【2015読了】64冊目 ★★  『クール・ジャパン!?』(鴻上 尚史  講談社現代新書)  そもそも政府の何かキャンペーン的な文言だと思っていたから、そんなに興味があったわけではない。ただ「クール」が「涼しい、冷たい」という意味で使っているわけではないんだなとぼやっと頭にはあった。しかし今、辞... 続きをみる

  • 「覚悟」の人に触れる本

     【2015読了】62冊目 ★★★★  『教師の覚悟 授業名人・野口芳宏小伝』(松澤正仁 さくら社)  『教師の覚悟』とは、また良く出来た書名である。  いや、それは不遜な言い方かもしれない。  こうとしか付けようのない、まさにこの書のためにあるような言葉が選ばれた。  「覚悟」を辞書で引くと、次... 続きをみる

  • 夏の研修ウィーク告知

     「夏の研修ウィーク」と勝手に名付けた週まで、あと2週間少しとなった。  ぼやぼやしていて、広く告知もしないままに、今日に至った。  いずれも自分が大きく関わっている(主催だったり、実行委だったり…)。  7月31日から8月6日までの一週間の間に、同じ会場で三つの研修会を開く。  も... 続きをみる

  • Workは根を張るために

     【2015読了】62冊目 ★★★  『ハーバードの人生を変える授業』(タル・ベン・シャハ― だいわ文庫)  「全体を振り返って」という最後の項目を除いて、51のWorkのどれかひとつでも徹底してやれるのなら、きっと「生産的知識」ということを実感できるのだと思う。いや、こんなふうに、初めからあきら... 続きをみる

  • 「夏一つ」の場に感謝

     ここ数年は参加したい参加したいと思っていても、どうにも行事などが入り参加することが叶わなかった野口先生のご自宅での素麺塾。今年はなんとしてもという思いが強く、無理を承知で行かせてもらった。いったい何年ご無沙汰したろうと調べてみたら、なっなんと前回は10年前だった。記録はしておくものだ。  htt... 続きをみる

  • I先生の表現と矜持

     過日、I先生の講演を拝聴した。  イニシャルにしなくともいいと思ったが、なんとなく格好がつく?ような気がする。  I先生からお話を聴くのは四年ぶりになるだろうか。  退職したあと大学へ入られ、客員教授をなさっていた頃、本町に招いたことがある。  この先生にはとても敵わないなあといつも思う。  何... 続きをみる

  • 反省と謝罪の距離感

     「反省と謝罪」と言えば、今ならまだ、ああアメリカ議会での我が国の首相演説のことかと思い出す人は少なくないだろう。「反省しているが、謝罪はしない」という名言?は、今年の流行語大賞の一つとなるか…。それはともかく、私の頭にはあの有名CMのフレーズが少し重なった。「反省だけなら、サルでも... 続きをみる

  • 心に留めておくと決める

     ファイルにもぐり込ませた「モラロジ―」の会報が出てきた。その表紙に野口芳宏先生が「利他の心で生きる」という題で書かれている。文章の一節に「幸福の正体」という箇所がある。それを先生は「『人から大事にされること』ではないかと思うに至った」と記されている。この平凡に見える結論の深さに心打たれる。  『... 続きをみる

  • 母性で女性は分たれる

     【2015読了】61冊目 ★★★  『母性』(湊かなえ 新潮文庫)  単行本が出版されたとき、作者の言葉がキャッチコピーとして使われていた。「これが書けたら、作家を辞めてもいい。その思いを込めて書きあげました。」当時、湊かなえの文庫(告白やら少女やら)にはまり始めていた時期なので印象深い。ようや... 続きをみる

  • 忙殺とまでは言わないが

     月曜日。校門前指導を終えて校舎内に入り、あっ8時だと思ってテレビをつけてみたら、その瞬間にアメリカの初ゴール。すぐさま、職員に「とられちゃったよ」と知らせたら、すぐに追加点。今日の楽しみがしぼんだ感じ…。それはともかく今日はやるべきことが満載だと、リストアップしてみる。忙殺の日か。... 続きをみる

  • 「病」を考えるという病

     「『力』本に続く出版界のトレンドは『病』本」という文章を、さる方のブログで目にした。雑誌編集長の言葉らしい。先日、行きつけの小さな書店でどうかなと思って見回してみた。まだまだ「力」本は多いなあ…さてさて「病」本は…。あった『家族という病』。他には『父という病』『母とい... 続きをみる

  • 「実は」で掘り進めばいい

     自称健康オタクがはまりそうな特集名に、まんまとは引っかかってしまった。『Tarzan』誌の今号は「実は、カラダに悪いコト。」なかなか考えられたキャッチコピーである。「実は」がポイントであり、一般的にはそうだとされているが本当のところは…と知識欲を駆り立てられる。立ち読みもせずに買い... 続きをみる

  • 畑の野菜と地雷と

     久しぶりに買ってみた雑誌『ソトコト』。ちょっと興味深い特集だった。  その内容については、ちょっと心の中で温めておくこととして、「こといづ」と題された連載なのだろうか、1ページのエッセイに心惹かれた。  高木正勝という方の文章らしい。  相手に何かを求めるなら、先に自分の心と躰でその希望を実現し... 続きをみる

  • らしい言葉

     ある会議の資料に載っていた言葉に、みんなで笑い合った。単なる誤植なのだが、妙に格好がいい。「キュアリア教育」…当然「キャリア教育」の間違いだろう。ごく普通のミスに過ぎないが、それを「そうかあ、キュアリアかあ、いいねえ」と場を和ませたのは、かの言葉にみんな食傷気味で、調味料が欲しいら... 続きをみる

  • 「効力感」に自らツッコミ

     今日本校で実施した授業研修セミナーのテーマは「効力感のある国語科授業づくり」だった。    講師に、岩手より照井孝司先生をお招きし、児童対象の特別授業そして講話をしていただいた。充実したひと時になった。  この後、職員の感想をまとめながら、詳しく振り返ることになるが、講話の途中にぼやっと頭に浮か... 続きをみる

  • 堂々巡りの六月回顧

     6月は…と思い起こしてみると、仕事上で何度か「どうしてこんな詰まっているんだ」という気持ちにとらわれた。こなしきれないわけではないが、あまりに余裕がなさすぎる。こんなことを続けていて学校が持つのだろうか。漠然とした不安も感じた。どこか一本外れれば崩れかかる危うさがある。気を抜けない... 続きをみる