すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2011年2月のブログ記事

  • あの時、君は涙ぐんだ

     昨日、三年間勤めた前任校が閉校するということで、その式に出向いた。  いくつかの理由を抱えて、近隣の多くの学校がその歴史に幕を下ろしている。  寂しいという感情を取り巻くように様々な想いが渦巻き、言葉にするのが難しかった。  ちょうどひと月前に記念誌への文章を依頼されて、短く想いを書いていた。こ... 続きをみる

  • 自分の想いか、一発芸か

     千野帽子という文筆家が面白いことを書いている。  俳句は文学の世界における一発芸です。  俳句や短歌に憧れを持ってきた。  基礎的な素養がないのでなかなか長続きせず、俳句にはもう十年くらい向き合っていない。  と書きながら、ちょいとプチ自慢をすると、昨年とある観光地で募集した俳句コンテストに気ま... 続きをみる

  • 火の粉を振り払い火元へ向かう

     これは80円でなく、普通の書店で買いました。  『さらば脳ブーム』(川島隆太 新潮新書)  http://www.shinchosha.co.jp/book/610396/  二回お話を聞いたことがある。  特に初めて講演を聴いたときのことが忘れられない。脳の話をわかりやすく、理路整然と、そして... 続きをみる

  • 80円のベストセラー読む

     「105円の本は、本日80円になっております」と連呼されたので、ベストセラー本のコーナーで新書を数冊手にとってみた。  『しがみつかない生き方』(香山リカ 幻冬舎新書)  ああ、VS勝間和代として話題になった本だ。  コメンテイタ―としての香山は時々なるほどと思うことを言うので、嫌いなタイプでは... 続きをみる

  • 授業を見抜く三つの原則

     名古屋への行き帰りに読もうと一冊の新書と、まだ手をつけられなかったこの本を持っていった。  『大西流 授業の見方』(大西貞憲・玉置崇 PLANEXUS)  ある程度は「授業を見る」ことは出来ると自負していたが、いやいやこの本は読みどころ満載だった。  「さすがプロ」と感じた箇所がいくつかある。 ... 続きをみる

  • 名古屋で熱を感じて

     名古屋市で行われた学校広報研究会セミナーと愛される学校づくりフォーラムに参加した。    昨今、政治の世界ではずいぶん熱い地域であるが、教育もまたしかりという印象を持った。  ただ、その熱の質は沸騰型や狂騒的ではなく、まことに真摯で着実なイメージのするものだったと思う。  今回様々な話を聞くたび... 続きをみる

  • 「学び合う学び」私的解題

     『「学び合う学び」と学校づくり』(副島孝 PLANEXUS)  愛知県小牧市の副島前教育長がネットで公開した「教育委員だより」が玉置氏の手によって編集されたものである。  何度かサイトを訪問したことがあり、時間があるときなどは読みふけったこともある。その度に、教育者として明確に理念を持つ骨太なリ... 続きをみる

  • 顔は広がり、貌は絞られ

     読むことは知っていたが、自分で書いた記憶がない文字にまた出合う。  貌  熊谷達也のエッセイ『勘違いのサル』(PHP文芸文庫)には、次のような副題がある。  日本人の貌、作家の貌  辞典で調べる前に自分なりの予想をたてると、「顔」が一般的な言葉で、「貌」は特徴や表情が強調されているものではないだ... 続きをみる

  • ぶれのない活用術の本

     週末に参加する研究会に関わりが深いプラネクサスという会社がある。そこから出版されている三冊の書籍を先月にまとめて買った。  感想をメモしながら自分の意欲を少しずつ高めて、会に臨みたい。  『玉置流・学校が元気になるICT活用術』(玉置崇)    本校のIT環境ではすぐに取り込めることは限られると... 続きをみる

  • 「愉しむ」は生活を幸せにするか

     著名な付属小学校の国語科の研究テーマが気になった。。  言葉と向き合い、愉しむ子の育成  「愉しむ」におやっと思う。当然意図があるのだろう。  「たのしむ」と読むことは知っていたが、自分で書いた記憶がない文字である。「愉快」「愉悦」程度の熟語なら知っている。が、そんなに違いがあるのだろうか。  ... 続きをみる

  • 休日のカメラ話、このあたりで

     ソニーのサイバーショットは、高倍率ズーム、モニターの大きさ、綺麗さが魅力だった。  http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-H7/  しかし、またまたここでも愛人登場(笑)ということになり、サイバーショットシリーズのT70を買うことになる。  htt... 続きをみる

  • 休日のカメラ話、続き

     初めて買ったカシオのXV-3。  http://www.digicamezine.com/digicame/kisyu/xv-3.htm    当時の300万画素は画期的だった。他に廉価なものはあったが、スタイルも気に入ったのでチョイ高級感を求めて購入したのだと思う。  結局あまりいい印象がない... 続きをみる

  • 別れた相手を語る

     趣味が写真だとは言えないし、カメラ愛好者などと思ってはいないが、結構、買ってしまっている自分がいる。  かなり以前から、いわゆるデジイチには興味を持っていた。  フィルム時代に安い一眼を買ったこともあり、当時はそれなりに面白かったので、デジタルでもと思う気持ちはあったのだが、コンパクトでも高倍率... 続きをみる

  • 反対言葉の群生地はここにも

     徳永進という方が、「反対言葉の群生地」と題した文章を『図書』(岩波書店)に書いていた。医療現場にいる著者が患者に接するときの言葉を取り上げて考えている内容で、実に興味深かった。  がんの告知場面やホスピスでの言葉かけでは、一面的に正しい言葉が存在するわけではない。  ただそのことを頭で理解してい... 続きをみる

  • 長い仕切りを続けてもいい

     かなり以前から読み始めたのだが、少しずつしか読み進めていない本がある。  『日本語作文術 ~伝わる文章を書くために~』(野内良三 中公新書)  いずれ全体の感想は書きたいと思うが、昨日たまたま読んだ箇所から思い浮かんだことを少しばかり…。  「帰納論証」という章で、筆者が提示した例... 続きをみる

  • ひと休みと思った、結末

     火曜には晴れ間がのぞき、水曜からいい天気が続いた。  金曜は2年生のスキー教室があり同行して、子どもたちのがんばる姿などを撮った。  →三つの輪Webへ  休憩しているときに、近くの樹木を何気なく見たら、その小枝たちさえも何か喜びを感じているような気さえしたほどだった。  思わず撮った... 続きをみる

  • 談志噺その了

     立川談志と言えば、私の世代では「笑点」となる。  そしてその後の政界進出まではずいぶんとマスコミに取り上げられたので、ある程度知っているつもりだ。  政界を辞めてからの落語界の騒動は、のちになってから知ったもので、それほど興味はない。ただその流れがなければ今の立川流の噺家たちの成功はなかったよう... 続きをみる

  • 談志噺その弐

     『人生、成り行き~談志一代記~』(立川談志 新潮文庫)  談志が語る  この人とならば、なんとかドロップアウトしないで済むだろうナと思って一緒になったわけですけどね  談志のおかみさんの話がほんわかとして面白い。  「則子(のんくん)語録」と名前をしたためたノートがあるそうだ。  「パパは一番大... 続きをみる

  • 談志噺その壱

     『人生、成り行き~談志一代記~』(立川談志 新潮文庫)  聞き手が評論家の吉川潮。立川流の顧問にいる彼であったからこその企画だったと思う。  生い立ちから様々なことが語られるが、やはり一番興味深い言葉はこれだった。  人間の業の肯定  世間の通念の嘘を見事に見せてくれる落語という存在には、そうい... 続きをみる

  • ごく、かるうい読書メモ

     お気軽読書ということで…  『イン・ザ・プール』(奥田秀朗 文藝春秋)  以前読んだ『空中ブランコ』が面白かったので、そのルーツと言われるこの作品を読んでみた。主人公である精神科医伊良部のデビューとなる小説だ。  本当にお気軽に読める内容だと思う。  伊良部の「無敵さ」は魅力的だが... 続きをみる

  • 月並みの月並みな反省

     一言でいうと、一月は「停滞」だったような気がする。  「豪雪」をはじめ言い訳することはたくさんあるが、切替できない頭と体にこそ問題があるのだから、そのあたりを反省する。  月半ばにこれじゃいかんと、やってみたいこと、やらなければいけないことなど30程ピックアップしたが順調なのは三分の一というとこ... 続きをみる