すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2010年8月のブログ記事

  • リーダー性を育てること

     『児童心理』の臨時増刊号が、“「リーダー性」を育てる”という特集をしていた。最近、職場の中でもそんなことを話す機会があったので興味深く読んだ。  http://www.kanekoshobo.co.jp/np/rinzou.html  この辺りの小学校ではまだ80年代の初... 続きをみる

  • 背筋を伸ばして語る言葉

     『利他の教育実践哲学~魂の教師塾』(野口芳宏著 小学館)    先月発刊されたばかりの本である。内容は『総合教育技術』誌の連載と講演記録1本ということで構成されている。  この著書にも、そして先生の講演の度に、かなりの頻度で登場するのが次の言葉である。  「根本 本質 原点」    自分のやって... 続きをみる

  • 今になって『長い散歩』

     今さらではあるが、BSで放送された映画『長い散歩』を観た。  公式サイトは→http://eiga.com/official/nagaisanpo/story.html  例の鬼太郎映画はあったが、実際には映画として緒形拳の遺作と呼んでもいいのではないだろうか。監督の奥田瑛二が緒形の主... 続きをみる

  • 上の上の教師の言葉

     『野口芳宏の国語授業のつくり方』(東洋館出版)    教師の“知恵”netという団体が主催した講座の記録である。  講座は全部で4つ。「授業づくりの極意~文学教材」「説明文指導の奥義」「音声言語指導のコツ」「『伝統的な言語文化』を教えるポイント」というなかなか贅沢な内容と... 続きをみる

  • 困難な時も生きながらえろ

     なんとか生きながらえねば、と思った。  どうも動きが重く、何をするにも時間がかかるし、気持ちだけがあせってしまう。  もう時代に合わないのだから、去りゆくのみなのか…。  自宅のパソコンのことである。  購入したのは2004年8月なので、もう(まだと言うべきか?)6年経過。XPだし... 続きをみる

  • イチャモンに正対する力

     『悲鳴をあげる学校』(小野田正利著 旬報社)   「イチャモン研究」の本である。  素直に、わかりやすく前向きな内容だと思った。  イチャモンの頻度はきわめて少なく安定した地域に務めている自分ではあるが、皆無ということではなく、本に書かれた事例と似かよったことを周辺から聞いたこともある。振り返れ... 続きをみる

  • さあ、教育書を読もう

     実質的な夏休みは15日で終わり、先週は連日出勤した。  今週も全て勤務ではあるが、まだ子どもたちが登校していないので気分的にはゆとりがある。  二学期開始は明後日から。そろそろ教育モードに入らねば…。  こういう時は教育書を読むに限る。  そういえば、休み中の研修会に招いた講師のお... 続きをみる

  • 甲子園は終わっていた

     それほどの高校野球通でもなくファンとも言えない。  この夏も甲子園では県代表が一回戦で大敗したので、興味はほとんどなくし、テレビでもニュース程度しか視ていなかった。  そんな時、いつもの書店で見かけた文庫本の表紙に目が留まる。  『甲子園が割れた日』(中村 計著 新潮文庫)    高校当時の松井... 続きをみる

  • 夏休み読書メモその5

     最近、こんなにページの端を折った本はない。  『街場のアメリカ論』(内田樹著 文春文庫)    教授独特の言い回しが、まえがきから全開している。  記号とは「それが何であるか」を言うものではなく、もっぱら「それが何でないか」を言うものである。    えっ、なになに!と目を見張ってしまうが、読み進... 続きをみる

  • 夏休み読書メモその4

     行きつけの書店で平積みされていたのが『雪国昭和少年記』(小坂太郎著 萌芽社) 。  自分の口調で言うならば「タローセンセ」の本である。  今まで書いたエッセイ等を10篇集約している。読んだことがないものが多かったので買い求めた。  70年代後半に発刊された『村の子たちの詩』(小坂太郎著 たいまつ... 続きをみる

  • 夏休み読書メモその3

     二年前に単行本が出た時、読みたいような読みたくないような気持ちになったことを覚えている。  そうこうしているうちに、テレビドラマとして放映され、とても田村正和のイメージではないなあと、しかし奥さんの役として富司純子なら納得だなあと感じたものだった。  『そうか、もう君はいないのか』(新潮文庫) ... 続きをみる

  • 夏休み読書メモその2

     ベストセラー『博士の愛した数式』以来、何冊か小川洋子の作品は読んだが、これはこれは、と思わされたのがこの『夜明けの縁をさ迷う人々』(角川文庫) である。  九篇の短編小説集である。確かに今まで読んだ中にも、奇っ怪な感じ、見方によってはややオカルトっぽいものもあるにはあったが、この短編集はその色が... 続きをみる

  • 夏休み読書メモその1

     堀江敏幸は『雪沼とその周辺』しか読んだことがなかったが、いつだったか月刊誌に中島みゆきの歌の世界を掌編にする企画に文章が載っていて、その鮮やかな切り口に舌を巻いたことがあった。  空港内の売店で文庫本を手にとって、なんとなく読めそうな内容だったので買い求めたのが『めぐらし屋』(新潮文庫)だった。... 続きをみる

  • 至言にあふれた空間

     わずか10畳にも満たないほどの広さではあるが、至言にあふれた空間であった。  「人生二度なし」これ人生における最大最深の真理なり    森信三先生のコーナー(記念室)である。その胸像が鎮座し、壁面に経歴や折々に語られた言葉が掲げられている。  「立腰教育」などについて多くの著名な教育実践家の範と... 続きをみる

  • 南吉記念館を訪れて

     飛行機の遅れがあり急ぎ足となったことが残念だったが、初めて訪れた新美南吉記念館は予想以上にりっぱな施設であり、短時間ながらその雰囲気に浸ることができた。  作家自身に深い思い入れを持っているわけではない。しかし、振り返ってみるといくつか印象深いこともある。  初めて「単元全授業記録」に挑戦してみ... 続きをみる

  • 生き生きとした言語活動、昼も夜も

     以前ここでも紹介した研修会を終え、自分なりに印象に残ったことをふりかえってみたい。  http://blog.goo.ne.jp/spring25-4/d/20100706    前半のミニ講座について、研修部や役員以外の方が引き受けてくださったことは非常に大きい。人選にもっと難航するかと思って... 続きをみる

  • 時を経ても生きる言葉

     昨日私たちの会で行った国語教育講座後半のパネル・ディスカッションのために、本棚から古い雑誌等を紐解いたが、しばし読みふけってしまったものがいくつかある。  メモとして残しておきたい。  模擬授業で『一つの花』が取り上げられるということで、本当に多くの実践例や記録があるものだと驚く。その中にこんな... 続きをみる

  • 涯てを作らない男

     先日の弘前の講座で実践発表なさった井関先生も、読書の部分でさらっと口にしていたが、「伊坂幸太郎」は面白い。  今日読み終えた『砂漠』(新潮文庫)も実に軽妙、洒脱というか、娯楽としての読書を満喫させてくれる。  伊坂独特とも言える人生訓的なメッセージの入れ方がなんとも言えず心を浮き足せるし、それを... 続きをみる

  • 時間切れの問いになって

     ここ数年続けて参加している弘前の「鍛える国語教室」に、今年も足を運ぶことができた。  メイン講師の野口先生の他に照井、堀両先生という豪華な顔ぶれであったが、ゲスト?のお二人の講座時間が短く、少々惜しい構成だと感じた。テーマや内容設定などに意見できる立場にはないが、せっかくの…という... 続きをみる

  • 会議の目指すもの

     「リアル熟議in秋田」という会が日曜日に持たれ、傍聴しにいってみた。    鈴木副大臣の話も聞いてみたかったし、何より「熟議(熟考+討議)」という一つの会議の方法に興味を持ったということがある。  熟議の詳しいことは、文科省のこのサイトへ  http://jukugi.mext.go.jp/  ... 続きをみる

  • 西瓜の季節

     先日、学校評議員の方々と話していたときに、ふと思い出したことがあった。  以前、今の学校に務めたときに、受け持っていた学級の子ではなかったが、「スイカ泥棒」まがいのことをした子がいた。帰り道に畑にあるスイカを割って食べてしまったのである。  通報があり、その子を呼んで事情を聞いたら、「妹と一緒に... 続きをみる

  • とにもかくにも面白がる

     ひと月ほど前だったか、講読している地方紙に本県出身の脚本家内舘牧子女史の文章が載っていた。  詳細は忘れたが、結論として言いたいことは「面白がる」ことの大切さであった。  以前から、ああ齢をとったなあと思うのは、考えと行動のギャップが大きくなっている現実に気づくときである。  こうしたい、やらな... 続きをみる