すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2010年3月のブログ記事

  • 明日から「明日からではなく」

     学校の大晦日は、やはりふりかえりが必要だろう。  今年度のスタートは、転勤だけでなく校外の新たな仕事を抱えたため、順調とはいえなかったと思う。  学校経営全般に自分なりの構想を示したり、いくつか留意することを当初は継続したりしたつもりだが、ヘタってしまったというのが正直なところだ。  学校報52... 続きをみる

  • 整理の季節に愚痴る

     憂鬱な季節になった。  どうしても整理を始めなければならない。  まあ手始めに、中谷彰宏の本でも読んでみようか。  そんなことしているから進まない(笑)  何度も書いているが、整理整頓能力に欠けていることは自覚している。  しかし、中谷本を読み、あることに気づく。  結局、テーマがないんだな。 ... 続きをみる

  • 数値化の問題と向き合う

     80年代後半に発表された深澤久氏の道徳実践「命の授業」は衝撃的だった。  追試という形で当時受け持っていた学級で行った記憶がある。  道徳に腰がひけていた自分が、ほんの一歩前へ進むきっかけを作ってくれたようにも思う。  さて、今さらながら『道徳授業言論』(日本標準)を手に入れて読んだ。2004年... 続きをみる

  • 気は心を伝える

     家の者と話していて「キハココロ」という言葉がでた。  当然「気は心」ということなのだが、そう思いつつ、この諺はなんか変だなと感じてしまった。  意味は「量や額はわずかだが、誠意がこめられていること」とかなり一般的に知られているが、文章として「気≒心」となっているのはどういうわけか。  もしかした... 続きをみる

  • 定点としての学校

     閉校や学校統合について語るとき、教育効果や経済性が検討され、それぞれの立場で意見が交わされる。  そうした場にあって、自分なりに個別の問題、例えば複式指導のことやスクールバス通学のこと、また学校が地域に及ぼす影響などについて考えはあるのだが、話していていつもどこかすっきりこなかった。  三十年以... 続きをみる

  • 失速の原因を生かす

     「声日記」と名づけた校内報を出している。  現任校に勤め始めた4月からのスタート、滑り出しは結構快調で一学期に10号出すことができたのだが、後半見事に失速。三学期はわずか2号で、2月は一度も書けなかったという体たらくである。  そもそもこの校内報を始めたのは、去年の4月9日にこのブログに書いてあ... 続きをみる

  • 好つごうな条件を数える

     岩波新書(黄版)の再読である。  『知力と学力』(波多野諠余夫・稲垣佳世子著)を読んだ。  1984年の発刊であるが、なかなか刺激的であった。書名からだと知力と学力の定義や違いなどが話題になっているように思うが、実はこの副題が内容となっている。  学校で何を学ぶか   日常生活における人の有能さ... 続きをみる

  • 見えるまで待つ

     録画したままになっていたプロフェッショナル仕事の流儀を見た。  岡田倫代  上田泰己  定時制高校教師である前者の、生徒の包み込み方は、並外れているように感じた。  本人の思い、考えが顕在化することを待つという行為があまりにも徹底していて、途中で「どうしてこの人は教師を選んだのだろうか」とそんな... 続きをみる

  • 悲しきストリートビュー

     新聞で、グーグルマップのストリートビューが秋田県にも拡大、しかもそれは隣市の湯沢市である、というような記事を見かけたのは、今月に入った頃だったと思う。  なんで湯沢市なのかというちょっとした疑問を持ちながらも、年度末の忙しさに紛れてそのままだった。  今日、マップで確かめることがあって、ふとその... 続きをみる

  • 新しい何かを生むために

     『僕たち太陽があたらへん』(福井達雨著 柏樹社)    「止揚学園」「福井達雨」の名前は、かなり以前から知っていたが、じっくりと一冊の本を読むのは初めてだった。  読んでいて心がうきうきするような内容ではないが、著者の持つ激しい熱が伝わってきて、少し高揚感を覚え、一気に読み切ってしまった。  「... 続きをみる

  • 充電メモ映画篇

     特に映画に詳しいわけではないが、充電の一応のながれ?としてメモしておきたい。  『麦秋』  昭和20年代の映画。  小津作品の魅力は?と訊かれれば、私にとっては時代考証的な部分となってしまう。見ていて退屈だけれど、なにか不思議な魅力があることも確かだ。  今回は、後半に「秋田」という土地名が登場... 続きをみる

  • 充電メモ「楽しさの保障と質」

     『遺伝子学者と脳科学者の往復書簡』(村上和雄・川島隆太 くもん出版)    ありそうでなかった組み合わせである。  対談をもとにこの形式での出版となったそうだ。ある程度まとまった形で論が示されるのでわかりやすい。  私たちが意識しているようで見過ごしがちな点の指摘もある。川島氏は次のように書いて... 続きをみる

  • 充電メモ「覚悟と習慣」

     『返事・挨拶の上手な子に育てる10のポイント50の技術』(山中伸之著 ひまわり社)    「返事・挨拶」だけの指導に関してもこれほど内容を網羅できることは素晴らしい。  「教師自ら挨拶する」「徹底して繰りし指導する」などはよく言われていることだけれど、その内容をどれだけ細分化できるか、これは科学... 続きをみる

  • 急速充電の週末

     この週末は公私ともに何も予定の入っていない珍しい?二日間だった。  期末の最終週があるとはいえ、もう気持ちは半分は新年度へ向かっているのが正直なところ、しかしその割に今一つパワー不足も感じていた。  ちょうどいい充電期間か。  とにかく読書だ。先週、丸善で買いこんできた本もあるし、以前古本屋で求... 続きをみる

  • B面の思い出

     かなり以前から、この季節になると感じていたことだ。  卒業生の語る思い出がつまらない。いや、つまらないというよりワンパターン過ぎるのではないか。  まず一番よくあるのが「修学旅行」、しかも「ベニーランドで○○に乗った」。次は大会入賞などのこと。そしてキャンプのこと…と本当にいくつか... 続きをみる

  • その表題は思考停止を促していないか

     寺脇氏は今年も隣市の十文字映画祭に来たのだろうか、などと思いながらその本に手を伸ばしていた。  『百マス計算でバカになる』(寺脇研著 光文社)  過激なタイトルである。  「常識のウソを見抜く12講座」という副題もあり、百マス計算を取り上げたのは冒頭の1講座に過ぎないのだが、それを表題と掲げてい... 続きをみる

  • 明るく元気にだけでは備わらない

     先週私用があり上京するときに、車内で読む文庫本でも思い、駅の売店で買ったのが、『遊行の門』(五木寛之著 徳間文庫)。  『大河の一滴』以降のエッセイは、どうも書いていることがワンパターンのような気がして、この頃はあまり読んでいないのだが、たまにはいいかと思い買い求めた。  目標達成、プラス思考、... 続きをみる

  • かくしてロボットは作られる

     本県には「高校生ボランティア」という事業があり、三学期に進路の決まった高校三年生の希望者が、母校の小学校で10日間ほど活動する。  先月、勤務校にも2人の女子生徒が来校した。  そのうちの一人の子と話をしたとき、工業大学へ進み介護用ロボットの開発に携わりたいという希望を持っていることを知った。 ... 続きをみる

  • 欲望に支配されたポチ

     久しぶりに買った雑誌「宝島」の4月号を読んでいたら、ちょっと気になる表現が。  ポチりそうな  ポチった    イヤフォンをアマゾンで…といった話題なので、なんとなくこれはパソコンをクリックして購入することだなと見当をつけた。  案の定、検索してみたら、その通りで結構使われているら... 続きをみる

  • 笑いも冷める「からくり民主」

     『からくり民主主義』(橋秀実著 新潮文庫)を読んだ。  著者の本は初めて読んだが、実に面白い。  序章の「国民の声~クレームの愉しみ」は、アシスタント・ディレクター経験者として実に生々しく描かれているが、そういう現実に埋没しなかった発想があるからこそ、この本ができたと思われる。  著者の視点は... 続きをみる

  • 油断大敵な夜

     てっきり風邪が続いているものと思ったが、鼻づまりが治らないのは…。目が充血し、少し痛みも感ずる。  そのわけを新聞の「花粉情報」掲載で知るとは、なんとオレも鈍感になったことよ、と感じた。  花粉症歴は20年に達しようとしている。ここ数年、対策をいろいろと生じてきたせいか、それとも年... 続きをみる

  • 絆を生む想像力

     「絆」という言葉は、なんだか中高生の学校祭のテーマのようで少し安っぽくなったイメージもあるが、とある番組を見て、今さらながら考えさせられた。  昨夜、夕食前に何気なくつけたテレビに映ったこの番組。  http://www.tv-asahi.co.jp/d-sengen/story.html?41... 続きをみる