すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2008年12月のブログ記事

  • 風穴は見つからぬままなれど

     風穴は見つかったのかと問われれば、「残念ながら」と応ずるしかない。  陥穽ばかりが深く見えにくくなっているのだろうか。  どっぷりとつかって思考停止になるような状態は避けたい、という一縷の思いで駄文を書き連ねているが、時々その意味付けを忘れていることも正直に告白しよう。  さて、読書である。  ... 続きをみる

  • 心棒を離さずにいるために

     そもそも「教育再生」という言葉が怪しい。  「教育は死んだ」などという表現も、ある特定の出来事に対して比喩的に用いられるのならともかく、公的な機関の名称としてそうした表現を用いることは、粗雑ではないのか。誰かが自説に有利な事象を拡大解釈しているに過ぎないのではないか。  もっと緻密に現場を見、デ... 続きをみる

  • カゼに負けるな

     今年は体調をあまり崩さなかったのに、ここにきて酷い風邪に罹ってしまった。  高熱や関節の痛みはないのだが、咽頭痛や頭痛がひどく、かかりつけの医院で処方してもらった薬を飲んで三日目でようやく回復の兆しが見えたというところである。  そういう状態なのでベットで寝ているときはとても普通の本には手が伸び... 続きをみる

  • 意識して軸を行き来させる

     脳力を鍛える方法があるとすれば、子どもが「時間軸」と「空間軸」でものを考える習慣をつけられるように、大人が目配りしていくことではないでしょうか。  教育雑誌に載っていた寺島実郎氏のインタビュー記事の中にある言葉である。  脳力を『物事の本質を考え抜く力』と定義している寺島氏は、その力を高めるため... 続きをみる

  • ゆるやかに再生する

     秋田でもようやく上映されることになった『ぐるりのこと。』  いそいそと出かけたが、初日というのにガラガラの観客席はないでしょ。  このあたりが、地方都市でのレベルでしょうか…そんなぼやきはともかく。  世相としての90年代を法廷シーンで描くこと以外は特に劇的な展開があるわけではない... 続きをみる

  • 拳魂にふれる

     先月、二十数年ぶりに酒田にある土門拳記念館を訪ねた。  出来上がった頃に一度行った記憶があったが、その当時は写真にあまり興味がなく、大きな仏像の写真に対しては「なんで、こんなの撮るのかねえ」という感じだったと思う。ただ、妙にメインホールに展示されてある場面だけは印象が強い。  もしかしたら、それ... 続きをみる

  • 辞書指導はどこから…

     『なぜ辞書を引かせると子どもは伸びるか』(深谷圭助著  宝島社)を読んでいたら、この部分が少し気になった。  学習指導要領上、辞書指導は、1948年の学習指導要領試案で最初に登場し、1951年の指導要領試案で4年生から指導する旨が記載されるようになりました。これは、輿水実という国語教育学者がアメ... 続きをみる

  • ハタハタの季節を取り戻した人

     娘が6年生のときの発表会だった。  劇中の母親役になり、子ども役に夕飯は何かと尋ねられて答えたセリフが  「ツケダ、ハタハタ、ダ」。  会場からの笑いは、親世代以上がみんなそれを食して育ってきたことを物語っている。  ちょうどその頃、秋田県ではハタハタの自主禁漁3年が終わり、この後どうなるかと行... 続きをみる

  • 権力を感じさせるとき

     ノーベル賞を受賞した益川氏のスピーチの話題が、ずいぶんとテレビで報道されていた。  英語でのスピーチという形を崩すことがどれほどの重みなのか判断はつかない。  しかし、益川氏が自身の決断の影響力を慮って「論文の英語はすべて読めます」と話されたことは大事なことだと思った。  いわば日本の知性の一人... 続きをみる

  • 甘い読書生活は続く

     自分の読書記録を見直してみると、冊数は100近くになってきたが、やあイカン、イカン。  最近は文庫まつり、新書まつり状態で教育書から遠ざかっているのが明らかだ。逃避か。  と情けない感じがしたので、県都駅前のホテルで行われた会議終了後にダッシュして隣のJ書店へ。  教育書コーナーへまっしぐら。 ... 続きをみる

  • フィードフォワードへリンク

     マーシャル・ゴールドスミスという人は、コーチングの第一人者らしい。  インタビュー記事を読んで、一つの言葉が目についた。  フィードフォワード  フィードバックという言葉は、私たちも時につかったりするが、その対義語のようだ。  つまりフィードバックは「過去の行動への意見」であり、フィードフォワー... 続きをみる

  • 子どもの目で語る過程

     出版社のPR誌で読んだ小文が面白かったので(ジャパネットについて書いたものだった)、長嶋有という作家の文庫本を一つ読んでみた。  『猛スピードで母は』(文春文庫)  小説読みではないので知らなかったが、芥川賞作家であるようだ。  短編が2つの薄い文庫本は、休日の風呂に持ち込むのには非常に良かった... 続きをみる

  • 姿かたちの良さが物語る

     立川談春の落語を初めて聴いた。  その名を知ったのは数年前。直接はもちろんのことテレビやCDでも聴いたことはなかったのだが、その「名声」は書籍などを通じて知っていた。  「天才」と呼ぶ人がいて、また「今、最もチケットが入りにくい落語家」とも称されていた。  夏に話題のエッセイ『赤めだか』を読み、... 続きをみる

  • ソコツキとキヅキ

     NHKの深夜の番組「トップランナー」で、西原理恵子がゲストとして登場していた。  数日後の朝、ラジオの情報番組からも西原の声が聞こえてきた。  好んで読んでいる漫画家とはいえないが、またけして友達になりたいタイプではないが、実に面白い発想をする人だと思う。凡人が持つ人目にとらわれた常識とはかけ離... 続きをみる

  • 見世物垂れ流し

     昨夜テレビのトーク番組を見ていて、ある女性タレント?が喋る姿がとんでもないほど伝わってこないので少し驚いた。  もっとも、番組中にその発言が他の出演者にネタにされるほど酷かったわけで、それも「見世物」の一つには違いないのだろうけど。  伝わらない理由を挙げていくと  早口である  丁寧語を使わな... 続きをみる

  • それそれ、やれやれ

     教材文に「きらきら」という言葉があったので、 「『きらきら』のように『○△○△』という言葉を集めます。使っている国語辞典に載っていたら、黒板に出てきて書いてごらん」  そんな活動をしてみた。  結構たくさんあるはずだが、と思うが2年生だと頭の中でそんなにすらすらとは思い浮かばないようだ。思いつい... 続きをみる

  • 定番探しは自分探し

     『遊ぶ奴ほどよくデキる!』(大前研一著 小学館文庫) 「デキる」を仕事と解釈すれば、この題名はあんまりふさわしくない。  意図はわかるが、本当のところは「デキる奴ほど、よく遊ぶ」という表現が正確ではないか。  つまりは、心の余裕をどう見つけるか、が一番である。  そこに、時間とお金の余裕が加わる... 続きをみる