すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2008年10月のブログ記事

  • 雨ニモマケズのサラリーマン

     『月刊建築仕上技術』(工文社)という専門誌があるそうだ。  その存在だけでも驚くが、他分野の職種からみれば「学級経営」とか「作文教育」などという教育雑誌も同等なのかもしれない。廃刊になったダカーポだったろうか、様々な職種の専門誌を取り上げて解説した連載があり感心?しながら読んだことがあるなあ、懐... 続きをみる

  • 常識に今頃気づくが…

     整理整頓が苦手なことは再三書いている。  断続的に続けているホームページリニューアルを通して、またもう一方でウェブに載せきれない文章などの整理も始めているので、その作業を通して気づいたことがある。  整理とは、「一部を固定する・動かさない」ことなんだなと気づく。  それは体裁であったり内容の共通... 続きをみる

  • 繰り返し読まねばならない

     「内田樹の研究室」が熱い。  わずかな入力差が「勝者/敗者」の死活的な差に読み替えられるような危険なシステム  マーケットはしばしば致命的な誤りを犯す  ビジネスのワーディングでしか教育を語れない人間たち  教育の意味や価値を資本主義経済の用語で説明することはできない  氏のこれらの言葉に、また... 続きをみる

  • 賢治を形容すると

     言われてみればなるほどと思ってしまうのが、表紙カバーうらの文章、また「はじめに」にも書かれてある形容のいくつかである。  フリーター、自分探し、パラサイトシングル、シスコン  「宮沢賢治のちから」(山下聖美著 新潮新書)を読んだ。  知らなかったエピソードも数々あり、結構面白い。  求道者、聖人... 続きをみる

  • 「かえる王国」にはまって

     小学校2年生の国語科教材文としてはかなり有名なのが「お手紙」。  がまくんとかえるくんのお話である。  国語辞典を使った活動も続けているので、何をしようかなと思いついたのが、「かえる」で、言葉集めがいいだろうということだった。  黒板に「(  )かえる」「(  )がえる」と書いて、 「知っている... 続きをみる

  • ハートフルに鉄槌

     出版社のPR誌で見かけた作者名だったので、手にとった文庫本。  『江利子と絶対』(本谷有希子著 講談社文庫)  短編が三つある構成だが、一つ目の標題作を読んで思わず心の中でつぶやいた一言。  「どうしようもねえな」  ひきこもりの妹とその面倒をみる?姉を描いた作品。  実に肯定的な目でひきこもり... 続きをみる

  • そのページの初心

     秋の課題のひとつは、リニューアルしたホームページへのデータ移動である。  合間合間に少しずつ続けているが、ソフトも換えたのでうまく読み込めないページはアップしないことにした。結局、以前のページの9割は見送ることにしている。  残しておきたい1割の中に「キニナルキ」というページがある。  これは自... 続きをみる

  • 進化するのは読書か

     相変わらずのミーハーで、『読書進化論』(勝間和代著 小学館101新書)を手にした。  この本でそんなに目新しい視点はなかったが、改めてこうした類の本のターゲットになっている層がわかる気がした。  私のような年代、こんな職業や環境にいる者は、あまり手にはしないだろう。  興味が示す読者の条件は、文... 続きをみる

  • 自分の得意を見てもらう

     学習発表会が明日に迫った。  今年はぜひ「個人発表」をプログラムに入れたいと年度当初からお願いしていたのだが、児童数が少なくなったこともあり、日程的に可能だったので実現できた。 もっとも、子どもたちが発表するものは何でもよし。「好きなこと」「得意なこと」…どうしてもなければ、教科書... 続きをみる

  • 決定力不足の…

     決定力とは何か。  サッカーファンではない私ではあっても、一応W杯予選などを見て「なんでええ」と熱くなったりする。  そして引き分け、敗戦のたびに繰り返されるこの言葉…「決定力不足」。  この「決定力」という言葉、これでいいんだろうかとふと思う。  ネットの「はてな」ではこう載って... 続きをみる

  • 素質を資質が追っていく

     ある教育雑誌を見ていたら、金メダリスト北島康介を育てた平井コーチの言葉が紹介されていた。その中の一文。  一流選手の素質は『素直さ』、コーチの資質は『素質好き』に尽きる  ちょっと面白いと感じた。  まず「素質好き」という言葉。そんな言い回しは初めて聞いた。では「素質」って何だということになる。... 続きをみる

  • コドモもオトナも

     書店の文庫本のコーナーに、『コドモのコドモ』(宮下和雅子著 双葉文庫)があったので、ああ例の映画の原作本かと思ってすぐ購入した。  読み始めてから、改めて中身を見るとこれが「映画ノベライズ」つまり脚本を小説にするパターンの作品、そもそも本の帯にもそう書かれているし… と、まあそんな... 続きをみる

  • 自然保護を口にすること

     金曜日の研修会で、日本自然保護協会自然観察指導員などたくさんの肩書きを持つ半田克二郎さんの話を聴いた。  1時間半ほどの講演のベースとなっているのは、冒頭部分でおっしゃった。次の言葉だろう。  豊かな自然って何だろう    秋田県人に本県の良さを尋ねると、アンケートでは必ず「豊かな自然」が上位に... 続きをみる

  • 見ているのは風、自分の内…

     昨日書いた『ねむりねこ』(伊集院静著)の中に、もう一つ心にしみ入った文章がある。  「風を見る」と題されたその小編は、氏が定職につく前に8年逗子に暮らした頃のことである。この頃の体験はよく随筆や小説の設定として使われているようだ。  この時期、氏はある先輩から「毎日一度海を見て、それを描写した日... 続きをみる

  • 文士が花を見れば

     まったくの植物オンチである。  どういうわけか名前もよく覚えられない。  こういう自分は作家伊集院静の愛読者の一人だが、さすがに草花のことがさりげなく書かれた文章は、その面の知識がなくて味わい尽くせないことがしばしばある。  九月発刊の文庫『ねむりねこ』(講談社文庫)も、そうした類の文章が目に付... 続きをみる

  • 自嘲で自己完結

     『脳を活かす勉強法』(PHP 茂木健一郎著)  去年の12月初版でもう31刷となっているので、かなりのベストセラーだと思う。大型書店では平積みであった。脳科学の知識も少しは欲しいなと軽い気持ちで読んでみた。  そんなに目新しいことが書かれているわけではないが、自身の経験や仕事で出会った一流人たち... 続きをみる

  • 借り物を演じない

     『男の絵手紙』(小池邦夫著 中央公論新社)という本がある。  この中で、著者から「究極の、男の絵手紙」と称された男がいる。  著者はこうも書く。  自分の言葉か  自分の好きな言葉しか書かない。  借り物を描かない。  これは、彼の人生そのものでなかったか。  好きな俳優の一人であった。  緒形... 続きをみる

  • 方言の強さにふれる

     思い立って、書棚にあった『CDブック 声に出して読みたい方言』(齋藤孝編 草思社)を手にとってそのCDを車で再び聴いてみた。  もう4年以上も前に聴いたものだが、うっすらと記憶がある。  津軽の伊奈かっぺいが全体の進行役も兼ねていて、広島弁の「人間失格」や名古屋弁の「雪国」が、その地方出身の俳優... 続きをみる

  • 学校のジャーナルを目指して

     所属団体からの依頼があって、近隣の小学校のホームページを調べる必要があった。  全部で二十校ほどであるが、あまり状況ははかばかしくない。つまり更新が滞っている学校が多いということだ。  学校にパソコンが配備されネットにつながるようになってずいぶんと時間が経つが、高速化や操作の簡便化が図られてきた... 続きをみる

  • 九十三歳の語りに触れて

     『戦争絶滅へ、人間復活へ』(むのたけじ 岩波新書)を読む。  インタビュー形式で語られているこの著書は、まとめ方も良かったのか今まで読んだものより読みやすく感じた。  しかしその内容には、今まで自分が知りえていない戦争の現実も確かにある。  特に従軍慰安婦を巡る場面など実に生々しく語られている。... 続きをみる

  • 「公益」が問われる

     学力テスト結果の開示問題で、本県の動きも注目されている。  Web版にはないようだが、新聞紙上の記事で知事は「公益」という言葉を使って議会答弁していた。  この言葉は考えてみるに値すると思った。  「公益」とは何か。  むろん、公共の利益ということであるが、開示にこだわる知事が「公益」というなら... 続きをみる

  • 嘆きの再スタート

     我ながら整理整頓能力の低さにあきれる毎日である。  こうした自分がホームページを持つこと自体がまずかった、と今さらながらの話である。  ネット環境を変えるにあたって、プロバイダ変更という荒業をしたために、今までのホームページ及び2004年に始めた雑感ブログは、一切web上から消えてしまった。もち... 続きをみる