すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

教権維持のため

すぷりんぐ
私は、新卒として採用された時、セビロを持っていなかった。まだ、日本中が貧しかった頃で、私自身も、セビロを購入する金が無かった。学生服で出勤したら、校長に呼ばれた。「学びたい意欲を抱いて登校して来た子供に対し、不遜である」との叱責であった。そのうえで、Yシャツ二枚とネクタイをくださり「俸給は、教権維持のためにある」と説かれた。
目賀田八郎「学校マネジメント 2005.6」(明治図書)


時代背景はあるにしろ
気高い心を感じる一言である。
今、教権維持のために何ができるか
何をすべきかは、それぞれに問わなければならない。
外的な要因にばかり縛られてはいけない。

自己を上書きする、人の話

すぷりんぐ
子どものどんな話からも自己の指導を見直し、自己を再組織し、再創造することができる。いや、そのように、子どものの話を聞くべきである。これは子どもの話だけではない。人の話には、自己を上書きし、自己を再創造させる力があるということである。それが自覚できるようになれば、人の話、子どもの話を聞くことが、じつに楽しくなる。
家本芳郎「教師のための『聞く技術』入門」(高文研)


なんのために聞くのか
知識を貯めこんだりのではなく
感情を治めたり、高ぶらせたりするのでなく
自己を上書きするため…
耳を、いや目もそんなふうに作り上げられたら
素晴らしい。

実績としての創造性

すぷりんぐ
子ども時代にはそれほど才覚を表さなかったが、成人になってから、それも中年以降になってから素晴らしい実績をあげた人も少なくない。それは地道な努力の継続・積み重ねがあったからである。<素質としての創造性>に個人差があるように、<実績としての創造性>にも個人差があるのである。
江川玟成「子どもの創造的思考力を育てる」(金子書房)


学校教育の使命の一つに、
いかに創造性の実績を積ませるかという点がある。
幅広い「素質の個人差」を前にしながら
共通点を見出し、重視する内容を決めていくことが
公教育のあり方だし、それが全体の実績につながる。