すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

乱読の秋だから、整える

すぷりんぐ

 『整える習慣』(小林弘幸 日経ビジネス文庫)

 主にビジネスマンを対象とした心身のコンディションを「整える」ためのヒントが書かれてある。メモしておきたい二つのこと。

(1)「ゆっくり静かに伝える」…話し方の印象は強い。著者は「石破さんの話し方が最強」と記しているが、自分を落ち着かせるために…という視点がいい。

(2)「次やることを『一個』だけ決めておく」…ストレスを溜めないためのルーティン化は、あれもこれもと欲張らず一つに絞り込めば、確かに現実的だ。

 

 

『子どものための哲学対話』(永井均 講談社文庫)

 とても「子どものため」とは言い難い、深い内容が盛り込まれている。印象に残った説明と、処世術?健康法?があった。

(1)「ネクラとネアカ ~生まれのよさ~」…「根が明るい」とは自分自身で満ち足りていること。「根が暗い」とは、誰かに認められないと満たされない。

(2)「うまく眠るこつ」…眠れなくてもいいと信じ込んだうえで、眠ってから入る世界を勝手に自分で作ることができればいい。夢の世界の創造しかない。

 

(キューライス 主婦と生活社2024)

『キューライスのしごと』(キューライス 主婦と生活社)

 一番最初に手にした絵本は、糸井重里が文を書いた『ちきゅうちゃん。』だった。それから結構好んで読んでいる。エッセイ集かなと手にとったこの本は、四コマ漫画が主体に並べられているだけ。あるキャラクターを主人公とした連作のような流れに見える。しかし、ストーリーといったものは最後の『モッケの災難』しかなかった。シュールなのかイノセントなのか。二つの結びは…

(1)キューライスの絵本は、要するに「突飛」な連想が下地にある。意表をどんなふうにつくかの工夫によって構成される。

(2)「モッケ」とは、「もののけ(勿怪・物怪)」からきた語だとわかったことが収穫で、これは「もっけの幸い」だった。なんのこっちゃ?

×

非ログインユーザーとして返信する