すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

贅沢全廃委員会〇発足

すぷりんぐ

 「贅沢」とは、広辞苑によれば「①必要以上に金をかけること。分に過ぎたおごり②ものごとが必要な限度を越えていること」。辞書によって多少表現に違いが見られるが意味の差異はない。「必要」外のことを指しているわけで、それなら別に無くても困らない、いっそ廃した方がはすっきりする…だから発足する?

 

 戦時中の「贅沢は、敵だ」というキャッフレーズは有名だ。それは国家精神総動員運動のなかで、生活統制を強めるために出来た。その時代に似たような(実はこちらがパクったのだが)「贅沢品全廃運動委員会」なるものが設置されている。外的、物的な緊縮を通じて内的、精神的な自覚を促す意味で趣旨は一致する。

 

 もちろん、社会的な運動を展開するというわけではなく、個人の課題として「贅沢」をそぎ落とそうと考えてみた。「贅」には「よけいなもの。不必要なもの」という意味がある。そこに目をつけ、全廃という強い言葉の力を借りて試みようというわけだ。まず手に付ける事項といえば「衣食住」になるのだろう。

 

 

 「衣」は、関心があるほうではなかったし、高級品など買った記憶はわずかばかりだ。しかし、では今クローゼットに溢れかえっているのは何か。ああこれは…明らかに「贅」だな。現に使用しているものであればいいが、いわゆる「タンスの肥やし」と称される幾多のものが何年前から…。具体的に手をつけやすい。

 

 では「食」はどうか。うんっ、これは難しいぞ。生存活動するに必要なカロリーを摂取すればそれでいいのか。食への興味関心は人一倍強いし…。「住」の方はどうか。一戸建てに住む者にとって「贅」とは何なのか。家具や日用品等へシフトか。発足直後から、委員会の意義が問われている。いや、存続させねばと…(続く)。

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