すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2014年3月のブログ記事

  • 「大晦日」に向きを考える

     年度の大晦日。仕事上どうしても「学校の」と考えてしまう。世の中は消費税アップのことで騒がしく,どこの店もふだんよりも客足が増えていることを実感できる。なんだか本当の年の暮れみたいな感じもした。慌ただしさは消費との兼ね合いなのかなとふと思う。できるならば,じっくりと生産の芽を見つめたい。  さて,... 続きをみる

  • 「千」と粒々の決意

     「千の風になって」の「千」には,数そのものと同時に「数が多い」という意味がある。もとになっている英語の詞中にある「thousand」も同様に「非常に多数の」が含まれている。「百」も「万」でもいいのかもしれないが,響きとして「セン」がしっくりくるなあ,一つ一つが見える範囲なのかもしれないと思う。 ... 続きをみる

  • 自分に出来る糸

     「2014読了」34冊目 ★★★★  『遺体 震災,津波の果てに』(石井光太 新潮文庫)  単行本はあの年の11月に出ていた。  書店で見かけた記憶はあるが,重く感じたのだろうか,手に取ることはなかった。  三年目のこの春,新刊文庫として置かれていたので買ってみた。  著者の書いた小説の紹介文を... 続きをみる

  • 「かんせい」を利用する

     異動片付けの手を休めて、また活字に見入ってしまった。  「グローバル人材育成の在り方」という講演記録(要旨と思うが)に次のような一節があった。  「かんせい」を漢字で表し、国の特徴を当てはめると、感性(仏),閑静(独)、歓声(米)、官製・慣性(日)、漢制(中)、韓制(韓)などが思い浮かぶ。それぞ... 続きをみる

  • できる限り中立であろうとする

     異動が決まり、机上や書棚の整理をしていて見つけた「きょうこう」という冊子を開いてみた(これだから仕事が進まない・苦)。  安彦忠彦氏(名古屋大名誉教授)が、こんなタイトルで寄稿されていた。  あらためて「教育の中立性」の重要性を確認する  わずか1ページの論考ではあるが、ちょっと考えさせられる。... 続きをみる

  • feedback

     【feedback】(フィードバッグ)  結果に含まれる情報を原因に反映させ,調節をはかること。(広辞苑)  昨日の会議である方の話にあったことである。  「フィードバックという言葉は、もともと軍事用語だったらしい」  「砲弾の着弾点が、目標からどのくらい離れているかを射手に伝える」という意味と... 続きをみる

  • ドラマ低迷を嘆いてみる

     テレビドラマがつまらないと言われて久しい。ドラマファンと自称できるほどではないが、結構見ている自分にとっても、特に今クールは面白味に欠けたという気がしてならない。かなり独断的にその原因を探ってみたい。まず題材が似たり寄ったりになってきている。刑事モノ、医者モノ、恋愛モノ、悲劇モノ…... 続きをみる

  • とてつもない微差

     【2014読了】33冊目★★  『微差力』(斎藤一人  サンマーク文庫)  著者の単行本は読んだことはないが、文章は雑誌等で目にしている。付録のCDで声も耳にしている。  ある意味でのカリスマだろうし、独特の雰囲気がある人物だ。  さて、この文庫、題名だけで想像できることがあった。  予想してみ... 続きをみる

  • 減点法,教科書を越えて

     「2014読了」32冊目 ★★  『はやぶさ式思考法』(川口淳一郎  新潮文庫)  「創造的仕事のための24章」と副題がつけられている。  冒頭の「減点法を止めて,加点法にしよう」という章が根本だと感じた。  どこまでを創造的仕事と呼ぶかは明確ではないが,少なくとも宇宙開発や科学的な発明分野など... 続きをみる

  • 身体の声に耳を澄まそう

     「2014読了」31冊目 ★★  『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』(藤田紘一郎  ワニブックスPLUS新書)  自称健康オタクであるので、また以前著者の書いた「腸が考える」という件はインパクトが強かった。    この本も書いていることはだいたい予想できたが、軽読書のつもりで購入した。  とりあ... 続きをみる

  • 「時間」と「私」が共鳴するとき

     『ちくま』の2月号に、「美術、応答せよ」という連載をしている美術家森村泰昌氏が、その最終回にこんなことを書いていた。  あの頃のカメラとのつきあいを想い出しながら、写真撮影って昆虫採集に似ているな、とはたと気づきます。  そして「撮る」と「採る」、カメラボディと虫かご、アルバムと標本箱などと並べ... 続きをみる

  • その筆致にまいりました

     【2014読了】30冊目★★★★  『円卓』(西加奈子  文春文庫)  勝手に名づけた「初めて読む作家シリーズ」第3弾は、この本である。  いやあ、久々の星4つ。面白い。  とにかく、筆致が独特で、新鮮である。  例えば、主人公琴子の姉朋美が所属する、手芸部の玉坂部長に関する記述である。  中三... 続きをみる

  • 春営み

     【春営み】(はるいとなみ)  春を迎えるための用意をすること。(広辞苑)  明日からまた雪という予報は出ているが、今朝の陽射しは今までと違う気がした。  今年の雪はずいぶんと固い気がするし、雪消えは遅いと予想されるが、お日様の力は偉大だ。  きっとどんどんと溶かしてくれることだろう(そう祈る)。... 続きをみる

  • DVD完成,学び多し

     ここ数年続けてきているので、今年も簡単な記念のスライドショーを作ろうかなと考えてはいた。しかし昨年末頃だったか、六年生の保護者から先手を打たれ、祝賀会で流せる形にできないかと依頼された。受諾してはみたものの、今まで自主的に(自由気ままに)作っていたのとは、結構差があると後から感じた。  卒業記念... 続きをみる

  • 「〇望」から見つけたキボウ

     今日の暦をみたら、「○望」と書いてある。何のことだと思った。まずなんと読むのかわからない。「まるぼう」か、ひょっとしたら「まる」ではなく「れい」なのか。「まるのぞみ」であれば語呂はいいが、それはあるまい。とりあえず辞書で調べよう…ない、ない、読み方がちがうのか。じゃあネットではどう... 続きをみる

  • 初物で自分を思い知る

     「2014読了」29冊目 ★★  『蜩ノ記』(葉室麟  祥伝社文庫)  「初めて読む作家シリーズ」第2弾,しかも時代小説である。  直木賞作品だったので,書名はなんとなく知っていた。  それにしても,時代小説である。  ほとんど読んだ記憶がない。藤沢周平を読んだことが一冊あったかなかったか,それ... 続きをみる

  • 眠れなくなる本

     気まぐれにムック本を買ってみた。その名も『睡眠力』(宝島社)。寝つきは相当いいのだが,夜中に目が覚める。それから眠れないことがある。昼間に睡魔に襲われるときがある。巻頭の「快眠度セルフチェックリスト」では,10点超えである。6点以上が「すぐに対処すべき」という判断だ。だから買ったのだ。  とは言... 続きをみる

  • その子は道徳が苦手と言った

     毎年、卒業式に合わせて、6年生に「思い出のB面」と題して一言を書いてもらっている。このブログのバックナンバーをみると2010年に始めているようだから、もう5年になる。11年と去年は感想を残していた。いつものことながら個性が出るし、イマドキの子たちの傾向もわかる。自画自賛めくが続けて良かった。  ... 続きをみる

  • 何を追い払ったのだろう

     3月半ばというのに、雪が降りやまない。もっとも気温は上がっているのは確かで、最高気温が氷点下ということはなくなった。時折陽も射すし、降り続くからといって積雪が増えていくことはないが、減る気配もあまり感じられない。一昨日もそんな朝だったが、一瞬雀の鳴き声が聞こえ、ああ春は近いと思った。  そういえ... 続きをみる

  • 「かむ」をかむ

     今年も「六年生インタビュー」として学校報に全員分を載せることができた。最近は直接訊くというより、あらかじめ用紙を渡して書いてもらってから、その補足として聞き足したりする形で仕上げている。最近、ある子が書いてきた文章に「説明する時に、かまずに言うことができた」とあり、「かむ」かあと思った。  お笑... 続きをみる

  • 連ドラ見逃して3月11日

     ここ数年、NHKの朝の連続ドラマを視聴している。もちろん通常の時間帯に見ることはできないので、録画である。それも土曜午前のBSでまとめて録っておくというパターンを続けてきた。ところが先週土曜、天候状態が悪く受信できない状態となった。さあ大変、連ドラは見逃すと意欲半減なので、どうするか。  「五分... 続きをみる

  • 発明も括約筋も

     「2014読了」28冊目 ★★  『生きることの発明』(片山恭一  小学館文庫)  「初めて読む作家シリーズ」(と気まぐれに名づけてみた)第1弾。  この人はあの『世界の中心で愛を叫ぶ』だな、という程度は知っていた。  だが、手にした文庫本の内容は恋愛ものとはほど遠い、自身の体験をもとにした親の... 続きをみる

  • 歌に心揺さぶられ

     この番組は何年ぶりだろう…と思いながら,気まぐれに撮っておいた短歌の全国大会の様子を視た。二つ前に勤めていた学校で,結構続けて短歌づくりを進めたことがあって,自分も月刊誌を購入したり,下手なりに歌作に取り組んだりした。またやってみようかなと思わせる日常的な情景が多く見えて楽しかった... 続きをみる

  • 呼気

     【呼気】(こき)  体外に吐き出す空気。また、その流れ(広辞苑)  徳永進というお医者さんが岩波書店の『図書』3月号に、「<呼気>と<吸気>」という文章を載せている。  「赤ちゃんが生まれて初めてする呼吸は、吸気か呼気か」という一文から始まるが、途中でとても面白い問いを発した。  吸気は「吸う」... 続きをみる

  • 銘のエネルギーを見出す

     「2014読了」27冊目 ★★  『座右の銘』(森村誠一  ハルキ文庫)  著名な推理作家であるが、作品は読んだことがない。  ただ『写真俳句のすすめ』という文庫は読んだ記憶があった。  感想メモを残していた。    それから、関係ない話題だが、遠い昔に新幹線の中でこの作家を見かけたことがある。... 続きをみる

  • 薬玉

     【薬玉】(くすだま)  ①5月5日の端午に、不浄を払い邪気を避ける具として簾や柱に掛け、また身に帯びたもの(以下略)  ②式典・運動会などの際に用いる、①と同形の飾り物。  常識なのかもしれないが「くすだま」の漢字書きは「薬玉」ということを、調べて初めて知った。  この時期、例えば卒業生を送る会... 続きをみる

  • 平凡な一日の仕事日記

     こんな日は仕事日記を残しておいてもいいかなと…  朝の出勤はいつも通り。7時半前には学校に着いて,即街頭指導。天気予報では雪マークがついていたが,降りだす感じはない。今日も「塩」がわりに「おはよう」の声を振りまいてやる。  今日の朝の全校活動は縄跳びであるが,昨日の「六年生ありがと... 続きをみる

  • 無垢

     【無垢】(むく)  ①煩悩を離れてけがれのないこと  ②心身の汚れていないこと  ③まじりけのないこと  ④表裏を同質同色で仕立てた着物(広辞苑)  かつては「子どもは無垢な存在だ」と言われていた。  しかし、今その言葉をそっくりと受け止める人はそういないだろう。  小学校入学を例にしても、多様... 続きをみる

  • その行先は目指していた処か

     ストーリーを残して,スペックなどの情報を削っていく。       ~ガー・レイノルズ(関西外国語大学教授)  「プレゼンの神様」と称される人らしい。  その極意の一つ目のステップとして「何を省くか」を考えるのだという。  例えば,PTAなどの機会に話すことも一つのプレゼンと考えると,自分はどうや... 続きをみる

  • ああ「美の国」

     「2014読了」26冊目 ★  『秋田県謎解き散歩』(野添憲治 編  新人物文庫)  秋田県についての「トリビア」的な中身はともかく、何度か出てくる「美の国」が妙に目に入った。  このキャッチフレーズは、やはり本県のものと認知されているらしい。  「美の国」で検索するとほとんど秋田関連である。 ... 続きをみる

  • 心の中で生き抜く詩人

     まどさんが亡くなった。  まどさんのことを何度か、このブログでも書いた。  100歳の詩人の誕生日    それでもなお,伝えようとする  「まど・みちお全詩集」は自分が担任時代に本当によくめくっていたものだ。  勤めていた学校で「詩のコーナー」掲示を始めたときも、真っ先にまどさんの詩を選んだ。 ... 続きをみる