すぷりんぐぶろぐ

今、頬に感じる風を楽しめれば…

2011年1月のブログ記事

  • 「だから」にも訳がある

     「『だから…なに?』って友達によく訊かれるんだよね」 と、いつだったか函館の大学に行っている娘がこぼしていた。  一瞬なんだろうと思ったが、もしかしたらと思い当たることがあって、話すとやはりその通り。  我が家で話すときに、家族そろってとても頻度の多い言葉遣いがある。  「んだがら... 続きをみる

  • 雪ネタを探して

     これだけ雪が降ると、そのことを話題にするのもおっくうですし、気持ちとしては早くこの季節が過ぎてしまわないかと思ったりします。しかしちょっと発想を変えて(というより本来そうあるべきなのですが)、「雪」が教材にならないかどうかという視点も持ってみましょう。  なんてことを、先週発行した校内報に書いた... 続きをみる

  • ヨンパチを懐かしむ

     降り続いていた雪のせいで、会話もまさに「雪一色」である。  連日繰り広げられるそんな話題のなかに「ヨンパチ」という言葉が出始めたのは、先週の半ば頃だったろうか。  さすがに半月も晴れ間を見ていないと不安が募ったと思う。  ヨンパチ… ヨンパチゴウセツ… 48豪雪&he... 続きをみる

  • 懐かしい青い空

     青い空を見て「いいなあ」なんて思ったのは久しぶりだ。  スキー教室の引率で、子どもたちの滑る姿を撮る合間に、思わずシャッターを押してしまった。   ↓  http://spring21.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-ec08.html  こちら... 続きをみる

  • 場や副音声や田舎住まいや

     『話の後始末』(立川志の輔・天野祐吉 マドラ出版)  中古書店で手に入れた2001年刊の本であるが、とても面白かった。  志の輔の落語があって、その後二人のトークという形式。「大人の学校」とか「江戸大学」などと記されている章もあって、そうした催しの書籍化ということだろう。  志の輔は富山出身、天... 続きをみる

  • 僕のなかのニガイ大根の部分

     『僕のなかの壊れていない部分』(白石一文 光文社)  初めて読む作家である。  確か何か賞をもらっているはずと、調べたら直木賞だったが、結構この本は難解だなあと感じた。  奥田英朗など非常にエンターテイメント的な作家も受賞しているし、直木賞って幅が広いんだなということを初めて思う。    この主... 続きをみる

  • 牧歌的に語れ…ない

     人が集う学校空間は、本来、牧歌的でなければいけない  全連小(全国連合小学校長会)会長向山行雄氏の言葉である。いわば、全国の小学校教育現場のトップがこう語った。  自らの高校時代の旅の思い出を述懐しながら、呟くように記された言葉はなんとも重い。  多くの教職員も心の底では同感なのではないだろうか... 続きをみる

  • 基準を自らに課す厳しさ

     『教師のための 叱る作法』(野口芳宏著 学陽書房)  「『叱り』の成立」と題して、読者7000人ほどのメールマガジンに原稿を載せたことがあった。  心のつながり、そして叱り方の一貫性ということを結論付けた論考だったが、暴力行為について否定的な見解を述べた部分もあった。  そこに喰いついたのだろう... 続きをみる

  • 三つの言葉が励ます

     先日、「プリコラージュ」という言葉を知って心に留めていたからか、内田教授の本にこの言葉が出てきた時にはすぐ同じだなと感じた。  ブリコルール  プリコラージュする人のことを指す。内田教授は「詩人」という言葉を類義語的に用いていたが、原義は日曜大工のことらしい。  いずれにしても、手持ちでなんとか... 続きをみる

  • 二、三の原則を突き詰めてみる

     『教師のための 話す作法』(野口芳宏著 学陽書房)  12月の会の折に野口先生がお持ちになった書籍で、買い求めていなかったことに気づき、その場で購入したのだが書棚に上げたまま年を越してしまった。    出版社がどのような編集意図、そして購読層の中心をどこに置いているのか予想してみると、都市部で多... 続きをみる

  • 驚いた連載から思う

     ちょっと驚いた。  『国語教育』(明治図書)2月号である。  「読書活動の日常化への取り組み」ということで連載しているのが大森修先生。第11回目となる今月号が、次のように題されて目次に載っている。  秋田県教育委員会の挑戦!「秋田わか杉っ子 学びの十か条」に見る挑戦  あの大森先生の執筆である。... 続きをみる

  • プリコラージュへ踏み出す

     長いような短いような冬休みが終わった。  正直なところ、あまり生産的なこともできず、かといって読書三昧ということにもならず、ぼんやりとした年明けからのスタートだ。  理由ははっきりしているが、そのことに囚われていてはちょっとしんどくなっていく。学期開始を機に、今年の再スタートとしたい。  ぱらぱ... 続きをみる

  • 書名に惚れる

     いくら中古書店に並んでいたとしても、書名だけを見て即買おうと思ってしまう本は今まであったろうか。  一応、ペラペラとめくってみて、ちょっとでもひっかかる箇所が目に入ったら考えるのが普通だ。  唐突に、先日読んだ『ゴールデンスランバー』の一節が思い浮かぶ。    「勢いで行動するんじゃなくてさ、も... 続きをみる

  • 「ケ」の日を語ろう

     ほぼ一週間雪が降り続いている。  久々の出勤だったので、周辺の道路もだいぶ狭くなったことにびっくりしてしまった。もはや「豪雪」と呼んでもいいほどである。  朝のローカルラジオでもそんな話題ばかり…。  女性アナウンサーが「ユギチョシ」という言葉を使った。  うーん、それは間違いとは... 続きをみる

  • 脱ぎ着できない生き方

     話題の映画『最後の忠臣蔵』を観た。  http://wwws.warnerbros.co.jp/chushingura/main.html  役所広司、佐藤浩市という配役もさることながら、杉田成道監督が興味を抱かせる。  美しい画面だった。  風景に重なって人の心の美しさを映し出されていた、など... 続きをみる

  • 教育の「ガラパゴス化」という表現

     先日参加した研修会で配布された「研修趣旨について」という1枚資料の末尾に面白い表現があった。  秋田の国語教育を「ガラパゴス」化してはいけない  「ガラパゴス化」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%91%E3%82%B4... 続きをみる

  • 逃げても見える「習慣と信頼」

     一週間かかって読了した今年初めての小説は『ゴールデンスランバー』。  伊坂幸太郎作品である。12月に文庫化されていた。  700ページ近い長編で、今改めてめくり直すと結構凝った構成であることがわかる。  第一部「事件のはじまり」と第四部「事件」の間に、短い二部、三部として「事件の視聴者」「事件か... 続きをみる

  • 靴を磨き続ける人

     もはや正月のバラエティ番組など見ることはないが、駅伝と映画やドラマなどは気になりチェックしている。  「シューシャインボーイ」…TV東京で昨年放送されたドラマがBSで再放送されていた。これは実に見入ってしまう作品だった。  http://www.tvtokyo.co.jp/shoe... 続きをみる

  • 身の置き所を求めて

     年初めから風邪をひいたのか体調がすぐれずベッドで横になったのだが、不快感や痛みなどで何度寝返りをうっても寝付くことができない。  そんな状態のなかで、ふと思い出した言葉がある。  身の置き所がない  えっ、これは正しい使い方なのかなあ。  そもそもどういう意味だろうと気になったので、広辞苑で調べ... 続きをみる

  • 「敬」と「恥」

     暮れに、新年は書初めをしてみようと思い立ち家族にも言っておいた。  漢字一字で今年のモットーなどをしたためることにする。  本来ならば二日ということなのだろうが、思い切って元旦の朝に筆を持つ。  選んだ文字は「敬」。  昨年末から再読していた『本能の力』(戸塚宏 新潮新書)の中に紹介されていた「... 続きをみる